経営コンサルタントへの道

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■■■徳川吉宗の享保の改革 2月26日(土) 経営士・コンサルタント日記

2011-02-27 09:12:22 | 新米コンサルタントの日記

 カシオのPRページを見ていたら、吉宗の名前に目がとまりました。徳川吉宗といえば、徳川御三家のひとつである紀州藩に生まれ、第8代将軍になった人です。また、享保の改革で幕政立て直しをした人としても知られています。

 吉宗は、幕政の聖域といわれる幕臣の数を減らし、合理化を推進させることに努力をしたと言います。当時9万人もの幕臣おり、そこにメスを入れたのです。また、自分自身が率先して素食に甘んじ、木綿の着物を着たりして御役人にも倹約をさせました。

 大岡裁判で有名な越前守もこの時代の人で、今日の貨幣に相当する米価の下落、すなわち貨幣価値が下落したので物価が高騰していましたが、積極的な取り組みで財政も安定化の方向に移ってきました。

 今日、管政権が苦境に立っていますが、「仕分け」の発想は良かったのですが、中途半端であり、とりわけ御役人の数減らしには効果を上げていません。

 上杉鷹山をはじめ、歴史を見ても学ぶところはまだまだたくさんあります。一般企業でもまだまだムダが多いと言えます。「ムリ・ムダ・ムラ」という「3ム」に手をつけてみてはいかがでしょうか。

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