■■【経営マガジン】 6月28日号 経営とコンサルティング
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【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p> 政府日銀:黒田日銀総裁講演 政府日銀:閣議 政府日銀:企業向けサービス価格指数(日銀) 政府日銀:民間:柘植JR東海社長記者会見 政府日銀:閣議、政策評価懇談会(財務省)、黒田日銀総裁あいさつ ブログ:【今日は何の日】 ブログ: 【ブログ案内】 【 注 】 【上記以前の最近の記事】 ←クリック ■■ 【今日は何の日】 6月28日 貿易記念日 ◇ 経営者・管理職の皆様 の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。 【今日は何の日インデックス】 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます 【今月の今日は何の日】 【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます ■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ラスレステック社見込み客 14-6-4-5 ■【主な登場人物・会社団体】
漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。6月23日(月))
民間:榊原経団連会長記者会見、スーパー売上高電力需要実績、パソコン国内出荷実績
米国:製造業PMI、中古住宅販売件数
欧州:ユーロ圏・独・仏PMI
その他:中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
ブログ:【経営コンサルタントになろう】24日(火)
民間:民生用電子機器の国内出荷実績
米国:消費者信頼感指数、住宅価格指数、新築住宅販売件数
欧州:独企業景況感指数
ブログ:正午発信【経営コンサルタントの本棚】25日(水)
民間:外食売上高
米国:GDP、耐久財受注額
ブログ:正午発信 【経営トップ15訓】26日(木)
米国:個人所得、消費支出(PCE)
欧州:EU首脳会議
その他:シンガポール鉱工業生産指数
ブログ:正午発信【時代の読み方】27日(金)
民間:食品スーパー・コンビニエンスストア売上高
欧州:EU財務相理事会
その他:マレーシアCPI
ブログ:正午発信【経営情報・セミナー案内】28日(土) 29日(日)
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【用語解説】
◇CPI:消費者物価指数(Consumer Price Index)は、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。(Wikipedia)
◇GDP:Gross Domestic Product。国内総生産。一年間に国内で生産された付加価値の合計をさす。Grossとは減価償却などの固定資本減耗を含めた値、という意味で国内純生産と区別される。(Hatena Keyword)
◇PCE:Personal Consumption Expenditures(個人消費支出)個人が物やサービスに対してどれだけお金を支出したかを示す指標
独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。■ 日本における雇用問題 2014/06/19
NHKの番組で、労働政策研究・研修機構主席統括研究員をされています濱口桂一郎氏が、日本におけます労働問題について語っていました。氏のお話を要約してみました。
日本におきましては2000年代に入りますと、労働問題が若者の雇用問題にシフトしてきました。それまで、日本では若者の雇用問題など存在しなかのように見られてきました。ところがバブルがはじけますと「就職氷河期」という言葉が流行するほど、若者の雇用環境が厳しくなりました。
欧米では、それ以前から若者の失業率の高さが大きな問題となり、例えばスペインでは若者の50%もが失業状態である、等と報道されてきました。その背景には、若者のスキルの低さです。
即戦力が求められます欧米の労働市場では、スキルを持つ中高年がもてはやされていました。
日本では、人件費の高い中高年労働者よりも、将来のある若者を雇用し、仕事を通じてキャリアアップさせるやり方が伝統的にありましたので、雇用問題がクローズアップされずにいました。
1990年代以降の就職氷河期を迎えますと、「入社」できない若者が増えてきました。その若者たちがフリーターなど非正規労働者として滞留するようになってきたことは、広く知られていることです。
しかし、現況をよく見ますと、若者雇用問題といっても、正確には「若い中高年」問題というべきものであると濱口氏は論じています。
それに対し、日本の雇用問題の中心である中高年問題とは、人件費が高くつくがゆえに、現に働いている企業から排出されやすく、排出されてしまったらなかなか再就職しにくいという問題です。
その人達を救うがために、若者の就職の機会が減ってきてしまったと考えられます。
このことに対しては、異論も多く出ています。
若者が著しく不利益を被ってしまうような構造に、氏は着目しています。
欧米では、1970年代から1980年代にかけて若者のためと思って、中高年に対して早期引退促進政策という政策をとってきました。そのためにスキルレベルが落ちるという問題に遭遇してしまいました。その問題から、ヨーロッパ諸国では、各種の対応策を講じてきています。
一方で、そのような失敗経験がない日本では、これから本格的な解決に着しなければならない時代に遭遇しています。欧米など「他人の経験」をきちんと学び、対応すべきと、氏は結論づけています。
高齢化社会を迎え、増加する高齢者の生活維持のコストを誰が負担するのかを再度、真剣に考えるべきではないかと私は考えます。高齢者が自分で働き、自活することを重視するのか、若者に雇用機会を提供して、安定的な収入の上に、高齢者をサポートしてゆくのか、選択肢はあまり多くない中で、基本方針の見直しと、早期の政策課題としての取り上げが必要と考えます。
■ 日本は、人手不足になるのか? 2014/06/12
町を歩いていましても、新聞に募集欄を見ましても、「スタッフ募集」とか「アルバイト緊急募集」といいます表示が目立ちます。LCC(格安航空会社)のパイロット不足で、フライトキャンセルが多発し、今後増えそうだという時代です。
NHKの今井純子解説委員が、この問題について、コメントをされていましたので、ご紹介します。
仕事を探す人一人に対して、何人分の仕事量があるかということを表すのが「有効求人倍率」です。4月は、1.08倍ですから、仕事を探している人よりも、人材を求めている数の方が多い、人が足りないという状態になっています。
とりわけ外食産業や建設業では深刻です。
一方で、求職何の分野もあります。一般事務は、0.23倍ですので、4人の希望者に対して、仕事が一人分しかない状態です。
なぜ、急に人手不足なっってしまったのか、今井解説委員は、次のように分析しています。
1.景気の回復で、消費が増えて、多くの企業が採用を増やしています。人を集めるために、給料を上げる企業もでてきているのです。
2.そういう中で、特に、これまで、低い賃金で、厳しい長時間の労働を強いられてきた人たちが、もう耐えられないといって、次々、辞めて、より待遇のよい仕事に移ってしまっています。新たに人を募集しても、集まらなく、そういう動きが相次いでいるのが、最近の大きな特徴です。
人手不足ですので、賃金は上昇しています。
1.正社員については、今年の春闘で、中堅・中小の企業でも、賃金を上げる動きが目立ちました。これも、若手を中心に人材をつなぎとめようという狙いもありました。
2.正社員以外でも、パート・アルバイト、そして、派遣の、募集の時の時給は、前の年の同じ月と比べて、上がる傾向が続いています。
3.また、人手不足が目立つ外食や流通業界では、非正規の社員を、希望に応じて、正社員や、働く場所や時間を限定する「限定正社員」に登用する動きも目立っています。こうした正社員になることで、給料が上がったり、ボーナスが出たり、福利厚生が充実したりするケースも多いのです。
人件費が上がりますと、企業の負担は増えます。一方で、人手不足で倒産したり、業績が悪化したりする企業もでてきています。
このような、相反する状況が続いていて、景気の回復にブレーキとなる懸念も出ているのです。
■ アメリカ経済は上向きか? 2014/06/05
NHKニュースを基に、アメリカ経済について、中央銀行に当たるFRB(連邦準備制度理事会)の景気報告をご紹介します。これは、全米に12ある地区連銀からの景気報告を集大成したものです。
この報告によりますと、個人消費や企業の生産が拡大し、景気は4月から5月にかけて「すべての地区で拡大した」といいます、上向きの判断でした。
とりわけい新車販売が好調だという報告が多くの地区で目立ちました。企業の生産活動も全国的に拡大しているようですし、それに伴い、雇用も全体として改善を続けています。地域によりましては、熟練労働者の不足も報告されました。
上向きとはいえ、住宅建設にやや弱い動きも見られます。賃金の伸び悩みもあります。
1月から3月には寒波の影響でGDPがマイナスに転落しました。一時的な落ち込みと思われ、オバマ政権としては11月の中間選挙に向けて、てこ入れを図るものと思われます。
今月中旬に開催されます金融政策決定会合で、量的緩和のさらなる規模縮小が明言されるのかどうかが注目の的です。
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました 【今日は何の日 総合インデックス】
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これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック
6月28日は「貿易記念日」です。1963(昭和38)年に通商産業省(現在の経済産業省)が制定しました。 毎日複数本発信
【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・
【 注】 日記から週記へ
2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。
【注】
ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。 【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
■ 海外ライバルメーカー情報 14-6-4-2
■ 明和大学社会人講座 製造部門 14-6-4-3
■ ラスレステック社見込み客 14-6-4-5
防錆塗料のベンチャー企業であるラスレステック社樋瀬社長から電話があった。顧問契約をしているわけではないが、商社時代からの腐れ縁である。知り合いの紹介で、日本を代表する塗料会社の一つの紹介を受けたので、来週その会社に同行訪問してくれないかという依頼である。
お勧め書籍 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム
◇ 愛コンサルタント
日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン
◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。
◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター
◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻