経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 16

2011-04-27 11:19:01 | 小説・先見思考

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【本書の読み方】

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。

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【回想】

 それだけでも聴衆には大きなショックであるが、さらに竹根の講演は続いた。

 一九九〇年代に入ると写植はいらなくなり、ワープロがテキスト(文字)を電子データとして作成し、図版も電子的に作成され、それらを電子的に結合するから版下作業は今までのように紙媒体にすることもなくなるという。写真は、先ほど今後の技術として紹介されたレイアウトスキャナーのような高価な機械がなくても、写真そのものが電子データとなり、先ほどの電子的な版下作業の一環としてあがってしまう。版下という言葉も死語となり、DTP、すなわちデスク・トップ・パブリッシングという工程になってしまうと言う。

 近い将来数十万円のDTPという安価なシステムで、電子技術によりフィルムを作成することができるので、何億というようなレイアウトスキャナーは不要になるという。それは製版業という業種もなくしてしまうということである。

 DTPのデータがあると色分解フィルムを作成しなくても刷版という印刷用の原盤、わかりやすく言うと印刷用の大きなハンコを作成することができるというのである。これをCTPといって、コンピュータ・ツー・プレートというのだそうである。すなわち今までのような刷版技術がなくてもDTPのデータがあれば刷版を作ることができるという信じられないような技術革新である。

 聴衆の大半が、ここまで来ると竹根講師の言うことはまゆつば物と思うようになった。それどころか、CTPは、フィルムレスの刷版作成にとどまらず、コンピュータ・ツー・プリンター、すなわち刷版すら不要になり、電子データから印刷機が直接印刷するようになるし、印刷機も見なしでオフセット印刷ができるようになるというのである。

 講演会が終わると、大半の人は竹根をほら吹きではないかと言いながら会場を出て行った。

 幸は、竹根がほらを吹くような人間ではないことを知っているので、これは大変な世の中になると確信した。

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■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.17

2011-04-27 09:55:26 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 日本の企業が21世紀に勝ち残って行くための戦略を、日本政府が標榜する「文化産業立国に向けて ~文化産業を21世紀のリーディング産業に~」という課題である「クールジャパン」に見てみようと思います。

 経営者・管理職として、経営士・コンサルタントとして、あなたの生きる道が拓けるかもしれません。

2.今後の日本のグローバル重点市場

2-2 ターゲットとなる重点市場の国別、カテゴリ別考察

 すでに前回で分類した4つの大分類分野を国別にマトリックスで見ると、国毎に殿分野を重点ターゲット市場とするかを見ることができます。経産省では、下記の国別にマトリックス分析をし、重要性の高い順にA~Iの9つのランクに分類しています。

  中国、香港、韓国、インドネシア、シンガポール、インド

  サウジアラビア

  ロシア

  EU(西欧)

  米国

  ブラジル

  南アフリカ

 ファッションの分野では、中国がAランク、香港と韓国がBランクです。メディア・コンテンツ分野ではEUとアメリカがAランク、韓国とロシアがBランクです。食の分野では、韓国、ロシア、EU、アメリカがAランク、香港がBランクです。

 その他の分野では、Aランクとしては、日用品部門でEUとアメリカの先進国、Bランクはロシアとブラジル向けの日用品と、中国、韓国向けの化粧品があげられています。

 非常にランクの低いIランクの評価がないのは、ファッションと食の分野が上がっています。すなわち、ファッションと食の分野では、どの市場向けにも需要が見込めることがわかります。この2つは、先進国ではいずれもAランクであることから、経済的余裕も関連しているのかもしれません。

 経産省では、この分析において、下記のようにまとめています。

  「中国を中心としたアジア圏」および「欧米」をターゲットに据え、メディア・

  コンテンツを軸に「ファッション」、「食」、「日用品」を売りこむ戦略が有効と

  考えられる。

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■■商法とは 経営士・コンサルタント日記 4月26日(火)

2011-04-27 09:10:39 | 新米コンサルタントの日記

 1881年に外務省嘱託のドイツ人法学者であったH.ロエスレルが日本の商法の起草を依頼され、1884年に完成し、1890426日に成立しました。従って、日本の旧商法はドイツの商法がもととなっています。

 商法というのは、商法典そのものを指す場合もありますが、しばしば商法の関連法と共にした総称としての意味を持ちます。後者として、われわれにも馴染みの深い、平成1851日施行された「会社法」があります。

 そのほかにもいくつか代表的な商法関連法として、下記のような法律があります。

 商行為法

  企業活動としての商取引に関する法律

 保険法

  商行為としての保険契約に関する法に関する法律

 有価証券法

  有価証券を巡る法律関係に関する法律

 経営士・コンサルタントだけではなく、企業経営者・管理職としてもそのポイントだけは抑えておきたいですね。ところが、私は法律を暗記するのが苦手で、もっぱら専門化に任せてしまっています。

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■■テレビ・新聞に学ぶ経営のカンどころ 4月26日(火)

2011-04-26 18:00:15 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■テレビ・新聞に学ぶ経営のカンどころ 4月26日(火)

 東日本大震災に関して物議を醸し出している復興構想会議の五百旗頭議長と飯尾検討部会長が講演します。爆弾発言が出てこなければよいのですが・・・・・

 日本経団連の米倉会長や大証の米田社長が会見に臨みます。

 震災後の経済統計値が出始めています。今日は、パソコン国内出荷実績や食品スーパーの売上高が発表されます。

 アメリカでは4月度の消費者信頼感指数とチェーンストアの売上高が発表されます。減速傾向が散見されるアメリカの動向を探る数値の一つです。

■■ 経営コンサルタントへの道  実務経験をしてからでも遅くはない

 学生さんや若い方から「経営コンサルタントになる近道は」という問い合わせを受けますが、「実務経験を積んでから経営コンサルタントへの道を歩んだ方が、実績を上げられる経営コンサルタントになれますよ」とアドバイスをすることにしています。

 若くして経営コンサルタント会社に入った先生方の多くが・・・・・

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■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 15

2011-04-26 12:07:49 | 小説・先見思考

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■■ 2 再会と転機 4

【本書の読み方】

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。

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【回想】

――ありゃ!あの竹根さんだ。まさか、経営コンサルタントになって、こんなところで講演をするほど出世しているとは・・・――

 ゆっくりとした口調で講演が始まり、幸は、十数年ほど前に世話になった竹根のことが思い出された。

――どちらかというと口数も少なく、経営コンサルタントというタイプではなかった。しかし、相手のことを親身になって考えてくれる、まじめな人だった――

 三大印刷会社など一部では本格化しつつあったオフセット印刷であるが、まだまだ活版が主流であった。オフセットでは、活字のシャープさは出せないから活版印刷は続いており、オフセットは安物の印刷物向きと信じていた。これは、幸だけではなく、大半の印刷出版会社がそう考えていた。

 ところが、竹根の講演は、活字は消えてしまうというのである。それだけではなく、ようやく一般的になってきた写植業者や版下業者、製版業者までが今までと同じことをやっていては生き残れないという。

――あの温和しそうな竹根さんが、これほど過激とも思えることを言うのにはきっとその裏付けがあるのだろう――

 『これからは、デジタルの時代である』というのである。すでにデジタルの時代に入ってきていて、写植機も電算写植機に置き換わるために、ミスの訂正がやりやすくなり、写植工程は効率化されてきている。線画は版下作成機で作成できるので、今までのような熟練工は不要になってきた。

 カラー写真の色分解は、スキャナーで四色のフィルム作成が進められていくが、これからはレイアウトスキャナーが主流となり、文字や線画などとの集版作業もできるようになるという。

<続く>

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■■“仁義”を考える 経営士・コンサルタント日記 4月25日(月)

2011-04-26 09:12:54 | 新米コンサルタントの日記

 4月25日は孔子祭です。孔子や儒教の先哲を祀る儀式が行われます。中国で儒教が国教となったときに、釈奠(せきてん/しゃくてん)と呼ぶようになりました。

 孔子は紀元前5~6世紀の春秋時代における中国の思想家、哲学者で、儒家の始祖でもあります。幼くして両親を失い、孤児となってからも苦学をつづけたそうです。しかし、生きている間は無冠で、一人の学者であったようです。しかし、後の漢代(前漢)に司馬遷は『史記』の中ででは、孔子の功績を「王に値する」と記述しています。

 孔子は、それまでにあった原始宗教を今日の儒教に体系化しました。孔子の考えの基本は「仁(じん)」です。「仁が貫かれるところに道徳が保たれる」と説いています。

「仁」は徳の一つで、人間関係の基本、人間愛をさす倫理規定でもあります。主に「他人に対する親愛の情、優しさ」をさし、仁と、人間の行動に関する概念である義を合わせて、「仁義」という表現もよく知られています。

 仁義というと、ある種の世界の言葉のように思われがちですが、人間のあり方の基本のことです。むしろその世界だけに限定すると、映画などでの情報でしかありませんが、一般の人よりもむしろ仲間意識、結束感は強いのではないでしょうか。

 今の日本は、残念ながら他人に対する思いやり、気配りがあまりにも希薄になっていると平素思っています。ところが、東日本大震災のような時には、眠っている「仁」が呼び起こされるのか、義援金やボランティア活動などへの参加という形で現れてきます。

「まだまだ日本は捨てたものではない」とテレビでどなたかが言っていましたが、「仁」ということを考え直す時間を各自がとっても良いと思います。もちろん、私自身も実行します。

 空港でちょっとしたトラブルがありました。詳細は、相手の方に迷惑がかかるといけませんので記載しませんが、機転を利かせてくれたために難を避けることができました。

空港という人を相手にする仕事が多い人は、どうしてもマニュアル人間になりがちです。上司の方との連携で、利用者に嫌な思いをさせないサービス精神はすばらしいですね。同じことが、マニュアルが定着している国や企業等で起こったらおそらくこのような対処をしてくれなかったでしょう。

 日本で仕事をしていてよかった~~

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■■原子力に代わるエネルギー源 テレビ・新聞に学ぶ経営のカンどころ 4月25日(月)

2011-04-25 22:05:06 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

■■原子力に代わるエネルギー源

 東日本大震災による福島第一原発事故では、多くの人が原子力発電に否定的な考えを抱いたのではないでしょうか。太陽光発電や風力発電など、海外で設備投資が先行していますが、日本では今ひとつ力が入っていないことが、今回の東日本大震災による計画停電でクローズアップされました。かといって、いまさら石炭による火力発電に戻るわけにもいかないのかもしれません。

 ところが、「緑の原油」と呼ばれるエネルギー資源が、日本近海の海底に眠るハイドロイドと共に日本が有力な産出国になり得ることはあまり知られていません。これは湖などに漂う藻から油分を抽出して作る次世代バイオ燃料なのです。神奈川県横須賀市にある電力中央研究所が必死になって研究しています。

 日本が産油国になる夢が生まれました。

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■■ 復活祭 4月24日(日)経営士・コンサルタント日記

2011-04-25 08:05:08 | 新米コンサルタントの日記

 復活祭は、キリストが十字架にかけられてから三日目に蘇ったことをお祝いする日です。「春分の日後に来る最初の満月直後の日曜日」というちょっとわかりにくい決まり事により日が決まります。ただし、年によっては祝う日が教会によって異なることもあるそうです。

 ご存知のように「たまご」が不可欠です。色をつけた卵をイースター・エッグと言いますが、それをあちこちに隠して子供が見つけるというゲーム的な風習もあります。また多産の象徴として「うさぎ」があり、イースター・バーニーとして不可欠な存在です。これはゲルマン人のお祭りに由来しているそうです。

 日本では、これまで地震や津波だけではなく、台風を始め多数の自然災害や大火などを経験してきましたが、国民性の強さでしょうか、復活してきています。そのような国に生まれて幸せと思います。

 今日は、内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会・関西支部主催の公開セミナーの講師として出張しています。明日いっぱい、メルマガの発行がスケジュール通りになりません。ご理解とご容赦をお願いします。

 今日は、内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会・関西支部公開セミナーの講師として、経営コンサルタント業における成功のノウハウをご紹介しました。

 ご出席くださった方には御礼申し上げます。また、お会いできなかった読者には、いつかお会いできることを期待しています。

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■■経営コンサルタントのトンボの目 テレビ・新聞に学ぶ経営のカンどころ 4月24日(日)

2011-04-24 22:34:38 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

 このコーナーでは、日本で活躍中の経営士・コンサルタントのご寄稿等を、独断と偏見でもって判断の上、了解の上で掲載しています。

■■ 想定外と言う都合の良い言い訳

  経営コンサルタント事務所 B・M・S・21代表

  山本 修 氏  日本経営士協会 理事 関西支部長

【筆者プロフィール】

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

■ はじめに

 3月11日の東北関東大震災により、被災された皆様には心より御見舞申し上げます。地震と津波に加え、原子力発電の事故にて避難を余儀なくされている皆様には、大変なこととは思いますが、希望を持ってお元気で居られることと、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

■ 想定外という言葉は言い訳に過ぎない

 この度の地震については、自然の計り知れない猛威にただ唖然とするばかりで為す術もなく、被災地の惨状には目を覆うばかりである。 此の惨状を目にして、行政からも原子力発電所の関係者からも「想定外の地震と津波」だと言う言葉をよく聞くが、此の人達に「では、貴方たちの想定内はどれくらいだったのか?」と問いかけてみたい気がするのは筆者ばかりだろうか?何故なら自然の力に限度はなく、過去のデータは参考にはなれ絶対ではないからだ。

 然し時が過ぎ、テレビ、新聞等による福島原子力発電所の設計・工事に携わった人たちの、M9の地震、20m級の津波に対する進言は却下されたと言う話を聞くにつけ、本当に想定外だったのかと疑念を抱かざるを得ないことが多くあります。企業には費用対効果の原理があることは理解できるが、ことが起って後の、信頼回復と復旧にかかる費用や補償費用は設立当初予算を大きく上回ることは、過去の例を見ても周知の通りです。ましてや、人命に関わることだけに慎重には慎重を期して欲しかったと悔やみきれないものがあります。「後悔先に立たず」という先人の言葉の重みを痛感させられます。

 一方、海外130余の国や団体をはじめ、国内の多くの企業、団体からの支援物資や義援金が寄せられ、ボランテイアの若者が協力活動を行っている姿を目にして、被災地の人達だけでなく、日本中の人々が心温まる思いを抱いているものと信じてやみません。

 今回の地震では、被災地以外の地域企業でも、部品調達が出来ず操業停止に追い込まれている企業も多くあり、上向き傾向にあった我が国の経済活動に及ぼす影響も計り知れないことが多くあると思われます。今後は、官民で一致協力して一日も早く復興することが求められることであり、間違っても、政治主導という美名のもと政権維持の為のパフォーマンスや政争の具にしてはならないことは言うまでもないことであります。

■ 今後に活かせ

 企業活動の中では、天災、人災を問わず想定外の出来事は往々にして起こり得ます。我々コンサルタントも今回の出来事を自然災害と諦観するのではなく、自身のコンサル活動の中に置き換え、対処法を常日頃から心しておくことが必要なことではないかと思われます。

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■■「有」を「無」にする発想 経営士・コンサルタント日記 4月23日(土)

2011-04-23 18:15:14 | 新米コンサルタントの日記

 423日は「国際マルコーニデー」です。世界で初めて無線通信を行ったイタリア人のマルコーニを記念する日です。

 グリエルモ・マルコーニ(Guglielmo Marconi)は、イタリアの無線研究家、発明家で、ノーベル物理学賞を受賞しています。彼の研究は「無線電信」を電波を使って行うことで、自宅で無線装置を作り、実験を開始し、実用化した後にマルコーニ無線電信会社を創立しました。

 彼のすばらしさは、グラハム・ベルが発明した電話の欠点である有線工事をしなくても通信できるようにしたいと考えたのです。

「不便を解消する」という基本的な発想が発明を生み出します。「今存在するものをなくす」という発想が彼のすばらしさです。ビジネスも「お客様は何に困っているのだろうか」というところから新しい商品・サービス構想が生まれてくるのです。

■■ お知らせ

 月曜日まで、地方出張につき掲載が通常スケジュールとは異なります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解と今後のご愛顧をお願い申し上げます。

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■■もしドラ 夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ 4月23日(土)

2011-04-23 17:56:48 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

 いまや「もしドラ」を知らないビジネスパーソンはいないであろうといっても過言ではないほど出版界に話題を投じました。本を読まれた方も多いと思います。

「もしドラ」は「もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という元放送作家の岩崎夏海氏による単行本です。

 P.F.ドラッカーは、経営学者で経営書を数多く執筆しています。もしドラは、「ビジネスパーソンのバイブル」ともいわれる「マネジメント」に共感した野球部のマネジャーをしている女子高校生が、その著書をもとに野球部をとりまとめて甲子園に出場させることに成功した物語です。

 原作は集英社から出ているスーパージャンプで紹介され、それがこの度、なんとNHKがアニメにして放映します。NHK総合/デジタル総合で425日~ 56日にわたった10回を平日2255 - 2320分(ただし428日は2415分~)で放送します。

 まだ原作を手にしていない人も、そうでない人も、新たな視点で見ると違って見えるかもしれません。お見逃しのないように

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■■ 新ジャンル小説 経営コンサルタントが活躍

2011-04-23 12:35:27 | 小説・先見思考

 2011年4月4日よりブログにて発行を開始しました。平日、昼休みに気楽に読めるように発行しています。週末には、これまでのあらすじをお伝えします。また、はじめてお読みになる人のために梗概(全体のあらすじ)も週末にはお伝えします。

 この小説は、これまで経営コンサルタントが主役になった小説がなく、脇役的な存在であることが多い、経営コンサルタントが主役である。千平紗門(ちひらしゃもん)作「経営コンサルタント竹根好助シリーズ」の第4作目で、400字詰め原稿用紙120枚ほどの中編経営コンサルタント小説である。

 経営コンサルタントが、快刀乱麻、問題を次々と解決していく物語・・・と思いきや、恋あり、悩みあり、失敗あり、涙あり、叙情ありと、その辺に転がっている題材で、「あれ?この物語は自分のことを題材にしているのではないか」と錯覚させるような身近なことが起こる。主役の竹根好助が大活躍・・・と思いきや、活躍するのは若手であったり、主役の周辺の人物であったりして、主役のはずが影が薄い存在である。

【梗概】

 経営コンサルタントを三十五年にわたりやってきた竹根好助が、久しぶりに自社の顧問先の社長を訪問。四十年近く前に初めてあった同年代の幸育雄に再会したのが、それから十年余が経ってからで、その頃を二人が回想をする。


 幸は、再会時三八歳、印刷会社ラッキーの社長になっており、商社勤務十年後に経営コンサルタントになった竹根に顧問を依頼する。将来的には需要減退が予測される印刷業界において、生き残り策を竹根に託する。竹根は、企業診断としてビジネスドックを実施し、それを契機として業態転換を提案する。


 社内の反対にあうが、竹根の地道な努力がマスコミに騒がれるほどのプリントショップ・チェーンに成長させる。その過程には、生き残りをかける経営者の英断、社員の協力、反対する社員の理解があり、何気ないやりとりを通して、経営コンサルタントの真のあるべき姿を紹介。ありきたりなストーリーの中に、経営コンサルタント業のあり方を見る。


 経営者・管理職にとって「経営コンサルタントとは何か」を知る良い機会でしょう。プロの経営コンサルタントには、経営コンサルタントのあり方を見直す機会となれば幸いです。これから経営コンサルタントを目指す人には、最適な教材になると信じている。

【これまでのあらすじ】

 印刷会社ラッキー野社長である幸育雄は、顧問をしている経営コンサルタントである竹根好助(たけねよしすけ)の訪問を受け、愚痴を聞いてもらうことになった。竹根は、気分を変えるために幸を近くにある靖国神社につれ出したところで回想シーンに入る。

 先代社長育太郎の長男の現社長である育雄は、都内の有名私立大学の文学部をそれなりの成績で卒業後、大手の印刷会社に勤務経験が三年ある。育太郎が創業した会社は、印刷会社といっても、謄写版という簡易な印刷機で印刷をする。

 時代も流れ、一九七〇年代に育太郎の会社に入社したての頃の育雄は、大手印刷会社での三年の経験と自分の会社とのギャップの大きさに辟易していた。息子の育雄は、父親の古い経営に批判的である。

 反抗する育雄を育太郎は何とか説得しようとし、逆に育雄としてはどのような会社にしたいのかを訊く。育雄は答えに窮しながらも活版印刷機を思い切って導入することを提案する。ようやく二人の意見が一致し、機械導入を決心し、お互いの心が通じあう。

 社長の育太郎は、育雄常務の海外遊学を提案すると、育雄もその気になった。

 話は、回想から現代に戻り、靖国神社境内を竹根と幸育雄が散策。戦死した竹根の父親について話が進む。竹根と幸との最初の出会いは197012月のことであった。その頃の思い出話をする。思い出話から回想シーンに戻ってゆく。

竹根好助   経営コンサルタント歴35年のベテラン

幸育太郎   戦後ガリ版印刷でラッキー創業

幸育雄   印刷会社ラッキー二代目社長

牧神愛子  育雄の秘書

金山    ラッキー創業時からの社員

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■■ パソコントラブル解決ヒント 普段からの心得 はじめに

2011-04-23 11:46:06 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 日本製のパソコンが生まれていない時代に、アメリカからパソコンを担いで帰国しました。文系出身の私ですが、市販書もなく、試行錯誤でパソコンをいじったのがきっかけで、ソフトバンク様を始め、日経BP様など多数からパソコン関連書籍を出版してきました。

 自慢話をしたいのではありません。むしろパソコン利用面での失敗経験は、多分読者の誰よりも長く、また誰よりも多いのではないでしょうか。その恥ずかしい経験をさらしながら、皆様に私と同じような失敗をして欲しくないという強い思いから執筆をしてゆきます。

 初心者にわかりやすく説明するために、「厳密な意味では正しくない」というようなことでも書いて行きたいと思います。また、もっと詳しく書くべきところでも、混乱を避けるために、独断と偏見で判断して必要以上のことを書かないこともあるでしょう。

 おしかりを受けながら、継続して行きたいと思っています。皆様の温かい心で見守ってくだされば幸いです。

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■■アースデイ 経営士・コンサルタント日記 4月22日(金)

2011-04-23 09:42:11 | 新米コンサルタントの日記

■■アースデイ 経営士・コンサルタント日記 4月22日(金)

 4月22日は、「アースデイ」です。環境問題に関心を持つことを目途として環境保護庁を設置したり各種環境保護法が整備されたりするきっかけとなりました。

 最初にアースデイの概念を提起したのはユネスコで、1969の環境関連の会議の場です。社会運動家のジョン・マッコネル氏が提案し、最初に採用したのはサンフランシスコ市でした。それが3月21日であることから、国連では3月21日をアースデイとしていて、国連本部にある「日本の平和の鐘」が鳴らされます。

 日本の、そして世界の“真”の平和が訪れる日を願いたいですね。

【連載小説】 経営コンサルタント竹根好助の先見経営

 経営コンサルタントの竹根と印刷会社幸育雄の二度目の出会いはバブルがはじける前のことでした。十年以上も経っていたので、幸にはそれが“あの竹根”なのかはじめはわからなかったが、あることでそれが懐かしい竹根であることがわかるのです。それを確かめに・・・・・

 平日昼休み頃当ブログで発信しています。詳細は本日のブログをご参照ください。また、これまでのあらすじやこの小説の梗概は下記URLにて参照していただけます。なお、誠に勝手ながら週末は休刊とさせていただきます。

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■■聖大金曜日 夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ 4月22日(金)

2011-04-22 16:31:42 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

■■夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ 4月22日(金)

 4月24日は復活祭で、その直前の金曜日を「聖金曜日(Good Friday)」といいます。今日4月22日がそれに当たり、3日後にイエスは復活します。「受難日」、「受苦日」などとも呼ばれ、正教会では「聖大金曜日」と呼ばれるそうです。

 イエスの受難と死は自ら選んで行ったことなのでその三日後にあたる日曜日に復活したことを「死の克服」とみなしているようです。

 このためにキリスト教国ではお休みになるところが多く、例えばアメリカでは株式、債券、商品市場なども休場となります。

■■ 経営情報である今年のグローバル経営キーワード「クールジャパン文化産業」は、週末を除く毎日午前中、また「小説 経営コンサルタント竹根好助“先見思考経営”」は毎日昼休みに発行しています。本日は週末のため勝手ながら休載させていただきます。これまでのあらすじは、下記よりご覧いただけます。

 クールジャパン文化産業バックナンバー ←当ブログ既掲載

 経営コンサルタント独立起業バックナンバー ←当ブログ既掲載

 小説 経営コンサルタント竹根好助 これまでのあらすじ  ←クリック

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