ク○ゲラをのんびり待つ

今日も太陽が顔を見せない。
朝は森の中から小鳥の囀りが聞こえるので、三脚を担いで薄暗い林道に入り、しばらくキビタキ君に遊んでもらった。


ク○ゲラのポイントに着くと、カメラマンは先日一緒になったご夫婦だけ。
地元の鳥情報を教えていただけ、ありがたかった。
お二人は1時間ほどで引き上げられ、すぐにボク一人になった。
ここはあまり知られていない場所らしいが、ヒナが顔を見せれば大勢のカメラマンが集まるのかもしれない。

巣穴から、ヒナのクチバシ先端が僅かに見え始めた。
ク○ゲラは、孵化から巣立ちまで1ヶ月近くかかる。
ヒナが顔を見せるのは、あと何日後なのだろう。
他に回りたいところがあるのだが、行けば戻るのがだいぶ先になってしまうし、どちらも中途半端になりかねない。
自宅を出発したのが早過ぎたようだ。

ク○ゲラは１～2時間ごとに給餌に戻って来るので、その短い時間が撮影チャンスになる。
好都合なことに、戻って来るといったん近くの木にとまって、何度も「キョー！」と鳴いて知らせてくれる。
午後３時過ぎまで、のんびりと肘掛イスに座り、お茶とおやつと読書と居眠りで過ごすことが出来た。

写真は給餌に帰ってきたク○ゲラのおっかさん。
子供たち、ごはんですよ～♪