kenharuの日記

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托卵の攻防

2009-06-21 | 旅行記
昨夜は道の駅「富士見」にP泊。
この駅は隣に河川公園があり、奥のキャンプ場で給水が出来る。

再び昨日の原生花園へ。
午前はほとんど雨だったが、午後は曇りになった。
カッコウの托卵攻防シーンを撮影に来たという、地元のTさんと知り合った。
先日ここで撮ったという写真を見せてもらったが、カッコウとノビタキのバトルを見事に捉えていて、ため息の出るような写真ばかり。
「どうやったら、こんなのが撮れるのですか?」

Tさんと一緒にフィールドに立って、撮影の心構えとコツを教わり、実際の状況に応じて指導を受けることが出来た。
「カッコウが茂みに潜ったら、傍の何かでピントを合わせたまま半押しで待ち、何かの動きを感じたら、迷わずに連写する」
「動きを追ってカメラを振り、空振りを恐れずにシャッターを押す」
「良い写真を撮ろうと思うな。思えばシャッターを押せなくなる」
「とにかくシャッターを切ることが大事」
「そうすれば、眼に見えないシーンが撮れているものだ」

おあつらえ向きなことに、托卵に来たカッコウと、撃退しようとするノビタキとの攻防が、目の前で延々と繰り広げられたから、まさに実践指導。
Tさんは「そのシャッター音なら、きっと撮れていますよ」と言ってくれたが、再生してみると、本当に眼では見えていなかったシーンが幾つも撮れていて驚いた。
素晴らしい先生に出会えたのは幸運だった。
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