今日と明日は穏やかに晴れるという予報なので、クルマを道の駅に停め、天売島行きのフェリーに乗った。
目的は、ウミガラス(オロロン鳥)とケイマフリの撮影、それにウトウの巣穴入り見物。
船上の1時間半はデッキで海鳥探しをしたが、穏やかすぎるせいか鳥影が少なかった。
ウミガラスとケイマフリは、島を一周する観光船に乗って撮影する予定だ。
10時発の観光船に乗ろうとしたら、「4人居なければ出航しません」と言う。
客は大阪のバードウォッチャーとボクの二人だけ。
次の便は12時と午後3時だが、いずれも4人集まりそうに思えない。
宿屋のオヤジに相談したら「3時の便にウチの団体さんを乗せるよ。久しぶりの好天だから乗らなきゃ損と言えば大丈夫!」。
これで助かった。
8羽ほどしか居ないというウミガラスも愛嬌顔のケイマフリも姿を見せてくれ、撮影も出来て大満足だった。
夜の7時になると、予約したウトウ見学ツアーのマイクロバスが迎えに来た。
暗くなると60万羽のウトウが一斉に岬の巣穴に戻って来る。
ウトウの巣穴地帯の真ん中で、帰巣を見物するというツアーだ。
写真は遊歩道の周りを埋め尽くす30万個の巣穴群。
この中では腹を空かせたヒナが親鳥を待っている。
薄暗闇の海上から、横殴りの雨のように海鳥が降ってくる。
頭上を、顔の横を、鳥の羽音が通過するのは驚きの体験だ。
ウトウはヒナに与える小魚をくわえているから、これを横取りしようと、多くのカモメが待ち構えている。
ウトウたちは空中のカモメをかわし、地上のカモメの間を転げるように走り抜けて、自分の巣穴に突進する。
先に帰巣したウトウたちも横取り合戦に加わるから、それはもう、すさまじい騒ぎである。
今年は小魚が少ないのだそうで、大半のウトウは魚をくわえていなかった。
ツアーガイドは「今年は巣立つヒナが減るだろう」と言っていた。
目的は、ウミガラス(オロロン鳥)とケイマフリの撮影、それにウトウの巣穴入り見物。
船上の1時間半はデッキで海鳥探しをしたが、穏やかすぎるせいか鳥影が少なかった。
ウミガラスとケイマフリは、島を一周する観光船に乗って撮影する予定だ。
10時発の観光船に乗ろうとしたら、「4人居なければ出航しません」と言う。
客は大阪のバードウォッチャーとボクの二人だけ。
次の便は12時と午後3時だが、いずれも4人集まりそうに思えない。
宿屋のオヤジに相談したら「3時の便にウチの団体さんを乗せるよ。久しぶりの好天だから乗らなきゃ損と言えば大丈夫!」。
これで助かった。
8羽ほどしか居ないというウミガラスも愛嬌顔のケイマフリも姿を見せてくれ、撮影も出来て大満足だった。
夜の7時になると、予約したウトウ見学ツアーのマイクロバスが迎えに来た。
暗くなると60万羽のウトウが一斉に岬の巣穴に戻って来る。
ウトウの巣穴地帯の真ん中で、帰巣を見物するというツアーだ。
写真は遊歩道の周りを埋め尽くす30万個の巣穴群。
この中では腹を空かせたヒナが親鳥を待っている。
薄暗闇の海上から、横殴りの雨のように海鳥が降ってくる。
頭上を、顔の横を、鳥の羽音が通過するのは驚きの体験だ。
ウトウはヒナに与える小魚をくわえているから、これを横取りしようと、多くのカモメが待ち構えている。
ウトウたちは空中のカモメをかわし、地上のカモメの間を転げるように走り抜けて、自分の巣穴に突進する。
先に帰巣したウトウたちも横取り合戦に加わるから、それはもう、すさまじい騒ぎである。
今年は小魚が少ないのだそうで、大半のウトウは魚をくわえていなかった。
ツアーガイドは「今年は巣立つヒナが減るだろう」と言っていた。