kenharuの日記

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高気密住宅

2017-02-02 | その他
高気密・高断熱の家に住みたいと考えている。
「家は性能」を標榜して、国内ダントツの高気密・高断熱を実現している一条工務店に関心を持っている。
先日は断熱の徹底ぶりをアップしたが、今日は高気密についての話。

一条工務店は外装工事が終わると気密測定をする。

機械で屋内外に気圧差を発生させ、気密性を測定するものだ。

感心したのは、内装ボードを貼る前に測定するという点である。
石膏ボードを貼った後にすれば、もっと気密性が高まるのに、あえてそうしない。
測定結果はプリントアウトされ、証拠として残るように工夫されている。

ここで不合格だと、工事は前に進めないという。
漏れ箇所を探し出して、隙間を塞ぐ作業が行われる。
内装ボードを貼る前に検査するのは、空気の漏れる場所を探し出して手直しすることが出来るようにという配慮のようだ。

気密性を高めるために、外壁パネル・床パネル・天井パネルには、気密パッキンが貼ってあり、パネルと柱の接合部から空気が漏れないようにしている。

さらに、柱と柱の突合せ部にもパッキンを挟み、空気漏れを防いでいる。


電線を通した壁の穴等は、全てコーキングでシールする。

神経質なほどの徹底ぶりである。


水道管を通す穴や、

塩ビ管周りもコーキングしている。


気密テストで好成績が出た時に、現場監督と作業員が握手をして喜び合っていたという話を聞いて、一条工務店の企業文化が見えたような気がした。
なお、一条工務店はマスコミを使った広告宣伝をしないのであまり知られていないが、国内2位の住宅メーカーである。
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