北茨城に季節移住

福島県にある道の駅「はなわ」で朝を迎えた。
昨日からの雨が降り止まず、外向けに開いた窓からは雨が流れ落ちている。
いよいよ今日は、北茨城の借家に入居する日である。
今年は、夏の３ヶ月間を北茨城で過ごすことになる。

朝食後、険しい山道を１時間半走って、北茨城市に入った。

去年までの１０年間、夏の７～９月は、埼玉の暑さから逃げて北海道暮らしを続けたが、この夏は１０年ぶりに、関東エリアに留まることになる。

北茨城の夏は飛び抜けて涼しい・・・らしい。
それを自分の身体で確かめるのが、今回の目的である。
年々行動力が落ちているから、近場に手頃な避暑地を見つけたいと思っている。

借家は北茨城市の山間にある。
午前中に入居手続きをしたが、少しトラブルがあって、第一夜は駐車場にとめたキャンピングカーで眠ることになった。
トラブルは井戸ポンプの故障。

３０年間使ったという古いポンプ（右）を、新品（左）に交換した。
ここの水道は、汲み上げた地下水に塩素を加える、自家水道になっている。

壊れたポンプは交換すれば直るが、これとは別にもっと大きな問題があった。

入居後に気づいたのだが、なんと借家は携帯電話の「圏外」。

人里離れた暮らしは好きだが、情報やコミュニケーションで孤立するのは具合が悪い。
スマホのメールは、借家のWi-Fiを経由することで使えるように出来たが、電話の不通はどうにもならない。
どれくらい移動すれば圏内になるのか、明日にでも調べることにしよう。