kenharuの日記

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地震、大停電、買物パニック

2018-09-06 | 旅行記
震源から300キロ近く離れている、道北エリアの小さな町、枝幸町も停電となった。
全道的な大停電が完全復旧するには、1週間ほどかかるらしい。
ここは人口8500人の小さな町だから、後回しにされそうな気がする。
だとすれば、停電期間は最長の1週間になる可能性がある。

町中の信号機が消えている。
コンビニは、朝のうちに食料品が売り切れ状態になったという。
買物パニックが起こるかもしれない。

キャンピングカーは災害に強いが、たまたまカセットガスボンベが切れかけている。
東北地震の時は、長期間にわたってカセットボンベが道内の店頭から姿を消したという。
町内に1軒だけあるホームセンター「ニコット」にボンベを買いに行った。

開店30分前に店頭に並んだ。
ボクの順番は7番目だったが、開店時間には100人ほどの行列になった。
停電で店内は暗いし、客が先を争って店内に走り込めば大惨事になりかねない。
ボクはガスボンベの売り場を知らないから、後続者に先を越されないだろうか。

開店時刻に店員が出てきて次のように叫んだ。
「お客様には3人ずつ入っていただきます」
「買物はお一人様3点までとしてください」
「買物が済んだら、次の3人様に入店していただきます」
なるほど、それなら大丈夫。
狙い通りにガス缶パックを3つゲットすることが出来た。
停電でレジが動かないため、電卓を叩いての精算だった。

ボクがニコットでボンベを買う間に、カミさんはツルハの行列に並んで飲料水を買った。
これは店頭の掲示。




ツルハの行列は100人以上。


みんなが水を買うのは、午後から断水するという噂が流れているかららしい。
揚水ポンプが動かないため、まもなく水瓶がカラになるのだという。
トレペを買う人が多いのは、シャワートイレが使えないからだろうか。

首尾良く買物を済ませると、次はキャンピングカーの給油。
ガソリンスタンド2店は停電のため臨時休業。
自家発電設備を持つ3店目で、行列に並び、ようやく満タンにした。

計画通りに買物を済ませて、もと居た駐車場に戻った。
地震の混乱が収まるまで、のんびりと車上生活を続けるつもりである。
そのうちに鮭も釣れ始めるだろう。
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