kenharuの日記

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花・鳥・宴会

2012-01-12 | 旅行記
房総白浜の朝。
今朝の関東地方は、この冬一番の冷え込みだったらしい。
白浜も寒かったものの、水溜りが凍るほどではなかった。

ただ、冷えた空気のために、今朝は海上の眺めが違って見えた。

温度差で生じる水蒸気が、水平線をぎざぎざに見せたのだろう。

宴会の夕方まで、花と鳥を眺めて遊ぶことにした。
花鳥風月ならぬ、花鳥宴会。

海岸沿いの花畑の中を歩いた。


埼玉では毎朝霜柱を見ていたが、海沿いのここらは最低気温が高いようで、花はどれもが露地栽培である。


風が収まって、背中に陽射しの温かさを感じると、気分は春めく。


海岸を歩くと、イソヒヨドリが、それらしい所にとまっている。


次はコゲラ。
見慣れないせいか、これは場違いなところにとまっている。


久し振りにクロサギを発見。


何度も出会った鳥だが、クロサギの「白色タイプ」には、まだ出会ったことが無い。
白いクロサギというのは詐欺みたいなもので、白サギだと思って見逃しているのだろう。


すぐに飛びたって、さようなら。


夕刻に道の駅「潮風王国」に到着。


いよいよ、旅の主目的である新年会。
主役は「はな房」の名物アラ煮。

これが「2~5人前」で、1890円。
アラ煮という名前なのに、やたらに肉が多い。
一皿当たり3人で挑んだが、半分を食べ残してしまった。

上機嫌の千鳥足で駐車場のクルマに戻った。
すぐに寝たいのをこらえて、ブログ書きのお仕事。
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鋸山、ばんや、白浜

2012-01-11 | 旅行記
道の駅「きょなん」の朝。
今日も晴れ。

午前中は鋸山に登った。
ロープウェで一気に山頂へ。

ガスってはいるが、東京湾と三浦半島が見えた。

山頂を巡るコースは、アップダウンのきつい階段と岩の道が続く。
足の弱いカミさんは、山頂駅から2百メートル歩いたところで、安全策をとり、早々の撤退。
下りのロープウェーに乗って、キャンピングカーへと舞い戻った。

鋸山は凝灰岩の岩山で、もとは石切り場だ。


巨大な大仏や観音像などがある。
これは観音様。


全コースの半分ほどしか歩かなかったが、足にこたえた。
明後日には、筋肉痛が出るだろう。

道端には、沢山の羅漢像や観音像が並んでいた。


数は多いが、時間をかけて彫り上げたようなものは、ほとんど見当たらない。
同時期に同一人物が大量生産したかのようで、どれもが良く似ている。
首の折れた像には、錆びた鉄筋が露出しているから、どうやら大部分がセメント製らしい。

粗製濫造という印象。

山頂ウォーキングで腹を空かせたところで、ロープウェー駅に戻り、下界に下りた。
昼食は予定通り「ばんや」。
ちょうど昼時の混雑。


これは今日のお勧め品、イカ刺し定食。

崩した肝が添えられており、これにワサビと醤油を入れて、つけダレにして食べる。
鮮度が良いから美味しかった。

休憩後に炭酸泉の風呂を浴びて、道の駅「とみうら」まで走った。
とみうら名物である菜の花畑は、まだ見ごろを迎えていない。

館山から一気に外房へ出て、白浜町へ。
今夜のねぐらは、野島崎を過ぎたところにある町営駐車場。

写真は南国風だが、今夜は寒くなりそうだ。
明日は道の駅「ちくら・潮風王国」で、キャンピングカーの仲間たちと宴会だ。
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ぶらぶら一日

2012-01-10 | 旅行記
今日は道の駅「きょなん」のそばにある、「ばんや」で昼食の予定だったが、不運なことに休業日。
友人たちに相談すると「明日まで待てば良い」。
さすが暇人、たいしたもんだ。

今日も好天。
まずは富津岬の砲台跡公園を散歩しながら、カモ類のバードウォッチング。
それからイオンモールで買い物。

お仲間が「昨日、近くの運河で赤い足の鳥を見た」というので、それを探しに行った。

正体はセイタカシギと分かってチョン。
数十羽が居た。

上空を、尾羽の全く無いトビが舞った。

魚のマンボウみたい。
これで良く飛べるものだ。

昼食は喰い処「魚忠」。

マグロの兜煮1050円。
食べきれないほどの量があった。

道の駅「きょなん」まで走って、近くの「水仙ロード」をぶらぶら歩き。
派手に咲いているわけではないが、田舎道の散策は気持ちが良い。




ボートに水仙が植えてあった。


道端に狂い咲きの桜が数輪。


道の駅「きょなん」に戻り、車中晩餐、そしてP泊。
泊りがけで食べるほどの店ではないが、明日は「ばんや」で昼食だ。
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富津岬

2012-01-09 | 旅行記
のんびりと昼前に出発。
ガラ空きの首都高速を走り、千鳥町で一般道に出た。
日暮れ前に、今日の目的地である富津岬に到着。

岬の先端にある展望台。


展望台に登って海を眺めれば夕日。



陸側を振り向けば、こんな眺め。
富津岬は針のように細い半島である。


富津岬荘で入浴し、公共駐車場にクルマをとめた。
志のざき食堂で「前の駐車場で、今すぐ食べますから」と、「なめさんが」をテイクアウトさせてもらった。


なめさんがは、バカ貝を叩いて味噌を混ぜたもので、とても旨い。
駐車場前にある数軒の食堂で食べられる、土地の名物だ。
バカが見れば怖がりそうな、「バカ叩き」という看板を出している店もある。
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房総へ

2012-01-08 | その他
明日から房総を巡ることにした。

「角煮を作って!」とカミさんに言われ、圧力鍋で豚肉を煮た。


作り置きの角煮は、クルマ旅に重宝である。
酒のつまみにも、ご飯のおかずにもなる。
ラーメンのチャーシューにもなるし、パンに挟んでも美味しい。
煮付けに入れれば、良い味が出る。

ポリ袋に小分けして冷凍庫に入れれば、日持ちするから、使い勝手の良い保存食である。
2年前に角煮づくりを研究したことがあって、それ以来、出発前のボクの仕事になってしまった。
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工作

2012-01-07 | 快適化

今日はカメラ置き場作り。
タテ長の木箱をこしらえて、補助椅子の足元に設置した。
内側には、アルミをラミネートした断熱材を貼り付ける。


下から噴出す温風で暖まると、レンズ結露の原因になるので、箱の底面や周囲を発泡スチロール板でしっかり断熱して、それを布で包んだ。

蝶番で取り付けた板を座席側へ延ばして、補助椅子の下に挟んで安定させた。
4つの黒いのは、何かを貼り付けるためのマジックテープ。とりあえず、今まで使っていたペン皿を貼り付けた。


望遠カメラセットを収めた様子。

これで、いつでも取り出せる臨戦態勢が出来た。

カメラの出番が無い時は、断熱キャップを被せておく。

ボクにとっては「快適化」だが、これは誰の参考にもならない(笑)。

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迷鳥ソデグロヅル

2012-01-06 | 野鳥

通常は日本に居ないソデグロヅルが飛来したので、撮影に行ってきた。


アオサギと並んだので、大きさが分かる。
泥の中の、草の根を食べるので、顔が泥だらけ。
背中の黒さは、汚い顔をぬぐった汚れである。

ねぐらは白鳥の休む水田だと聞き、先回りして待ち、ねぐら入りの着水を撮った。
ISO3200なので粗い画像だが、名前の由来である「翼先端の黒さ」は撮れた。

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望遠カメラの置き場

2012-01-05 | 快適化
キャンピングカー旅では、いつも鳥を探しながら走行している。
ボクが運転することが多いので、8割がたは助手席のカミさんが発見してくれる。
「猛禽が飛んでるよ」
「あっ、きれいなモズがとまっている」
といった調子である。

道沿いの電線に小鳥が居れば必ず眼が向くし、ひときわ高い鉄塔があれば「ハヤブサはいないか」と見上げる。
海岸道を走れば、無意識のうちに岩場や渚を探っている。
野鳥の居そうな場所には、どうしても視線が行ってしまう。
バードウォッチャーの習性である。

そして、絵になる枝に野鳥がとまっていれば、路肩に緊急停車して、車窓から望遠レンズを突き出す。鷹が頭上を低く舞えば、急いでクルマから下りて撮影する。
高速道路で山間部を走行中に、上空を珍しい猛禽が舞うことがあるが、こればかりはあきらめざるを得ない。
こんなわけで、走行中は常時、撮影チャンスを逃さないようにと、手近にカメラを置いた臨戦態勢をとっている。

しかし、先日買ったレンズには困った。
今までの小型レンズは補助椅子付近に置けたのだが、新しいのは大き過ぎるのだ。
運転席から手の届く範囲の、何処に置くべきか・・・

左が今までの望遠セットで、右が新しいセット。

長さ45センチ、直径16センチ、重さ3.4kg。
かなりのスペースが要るし、光学機器だから急激な温度変化は避けねばならない。

運転席にセットを持ち込んで、思案投げ首・・・
どうやら、足元に置くしかなさそうである。
とにかく、こいつの置き場が出来ないことには、旅に出る気になれない。
明日にでも完成させよう。
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オニカサゴ

2012-01-04 | 食べ物

「魚屋では売っていない魚ですよ」
お友達が、釣りたての大きなオニカサゴを、届けてくださった。


予定していた仙台の牛タンは、急遽、明日に順延。
今夜はオニカサゴづくしにしよう。
早速、包丁を握ってさばいた。


捨てるところのない魚だという。
大きな胃袋は茹でてから千切り。キモは軽く湯通し。それにワケギを付け合せて、ポン酢で食べる。
少量だけど、ケンカにならぬよう、二人分をきちんと分ける。

胃袋はコリコリとした食感。
キモも珍味だ。

魚肉はもちろん刺身。
淡白なやさしい味。

これも争いにならぬよう、国境線をはっきりさせている。

大きな頭は二つに割って、カブト焼き。

真ん中で割れなかったので、大きなほうをカミさんに譲る。

晩酌後のご飯のお供は、細ネギを載せたアラの味噌汁。

アンコウみたいに、コラーゲン質部分が多くて旨い。

オニカサゴづくしを平和裏に完食。
ウーさん、ごちそうさまでした!

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イチジク

2012-01-03 | その他
厳寒期は庭木剪定の時期である。
背高過ぎて目障りになっていたイチジクを、バッサリと切った。

高さ80センチに切り詰めた、2本のイチジク。


その根元の様子。

幹径20センチ程の大きな木だったが、キャンピングカー旅で留守をするものだから、熟れた果実がポタポタ落ちて地面を汚す。それが嫌で、一昨年、根元から伐採した。
その切り株から復活したのが、この2本のイチジクだ。

イチジクは強剪定しても、すぐに新芽が出てグングン伸びるし、枝には柔軟性があるので、好き勝手に曲げることが出来る。
抹殺処分しても構わないのだが、「一文字仕立て」にして、もう暫く遊んでみることにした。

まずは来年。
低い位置で、枝を横一文字に伸ばして、幹にする。


再来年には、一文字の幹から、枝が整列して上に伸び、実がつく。

冬になったら、上に伸びた枝は2芽を残して短く切り詰める。次の年はそこから伸びた枝にまた実がつく。

収穫のしやすさだけを考慮した整枝剪定法で、自然樹形にはほど遠いが、どうにでも出来るのが面白い。
ボクの気まぐれで、イチジクはまた生き延びた。
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