散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

「乾漆の器展」見学です

2009-12-21 01:38:40 | 友人

寒いけど、冬の青空が
雲の隙間にのぞいていて、
寒がりのなべさんにもすがすがしい。
防寒具で、着ぶくれしているけど、
冷たい空気が、きりっとした感じであります。

金剛山にもうっすらと雪が。
(写真ではあまりわからないけど。)↓





今日は友人の個展見学にお出掛け。




定年退職後、工房を構えて、
乾漆の器工芸を始めて、
梅田の阪神百貨店でコーナーを
設けるまでに至っています。

大転身です。偉いですね。

在職中より、漆をいじり回して、
試行錯誤をしておられたかと思います。
こだわりの強い一途な人でしたから、
ここまでお出来になったのでしょう。
(お気楽なべさんと大違いですね。)


写真は撮るなという
店員さんのお達しみたいで、隠れ取り。
写真が、ぶれていてごめんなさい。↓





  


実演販売ということで、16日から始まっていて、
大作は大方もう売れてしまっているとか。

乾漆の製作を説明して頂きました。↓




慣れた職業を離れ、職人の道を切り開いて
今尚、精進している人生、お見事ですね。



このあと、なべさんは、
一緒に見学した友人と
お酒でありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一応アップしてみましたけど…

2009-11-27 17:54:39 | 友人

ブログ開設、何とか2ヶ月続きましたね。
少し休憩も増えてきたようでありますが。
(ネタに苦しんでるのね?)


先日の、同窓会の写真が
送られて参りました。
幹事さんたちの手紙も添えられて。
ありがとうね。感謝であります。

なべさんとしては、あまり、
自分の写真は見たくないものですが、
なべ嫁さんには受けておりましたよ。
しばし、先日の会の楽しさを思い出して
余韻に浸ることが出来ましたね。


さてこの写真アップするべきやいなや。
なべさん悩むこと、1昼夜。
(そんなに悩んでないけどね。)

「まあ、顔が判別できなければいいんじゃないの。」

という結論でこんな風ね。↓

  


ぼかしたけど、雰囲気だけね。


(もっと大画面でアップしなさいという声が・・・!??)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨夜は、ほろっとしたなべさん

2009-11-15 10:42:45 | 友人

さて、昨日夜の報告であります。

もう、大昔の生徒たちの
同窓会でありました。
愉快な仲間たちであります。

長いこと、1年に一度会合するのが
よく続いていて、
毎年、担任だった
なべさんを呼んでくれます。




数年前に仲間のY君が
亡くなってしまったのを悼んで、
その命月に集まるようになって以来は、
この11月に集まるのが、恒例化しております。

集まって顔を合わせたとたんに
みんな昔の自分にもどり、
会合はいきなり、愉快なものとなり、
最初から最後まで
笑い声が絶えることはありません。




それでも、卒業以来、30年もたつと、
それぞれがふくらみを持った顔となり、
それぞれに人生をたたえているのであります。

離婚を経験しているもの、
病気をしているもの、
何やら内実苦しんでいるもの、
それぞれがいろんなものを抱えていますが、
こうして集まって、しっかりした
個性的な顔を見せてくれています。(感謝)


「この集まりは、バランスがいい。
やんちゃな子もいれば、賑やかしもいるし、
おとなしくてきまじめな子(私みたいな?)もいる。
いろんな子がこうして集まっている。
それがいいのね。」
仲間の一人がこう申しておりました。


さて、この仲間の諸君が、
うれしくもなべさんの「還暦」を
祝ってくれたのでありました。



定番の、ちゃんちゃんこまで着せられて、
(後日、写真が送られてくることでしょう。)
慣れないことに(誰でも慣れてないか?)
なべさんは大汗をかいてしまいました。

出席できなかったO君からは
遠く高松から携帯で
お祝いのことばをいただきました。
(テンション高かったよ。)(感謝)

センスの良い赤いチェストの
プレゼントまでいただきました。(感謝)

 これね。↓ (お正月に着ましょうネ。)






珊瑚会の皆様、昨夜はありがとうございました。

皆さん、いろんなことを乗り越えて、長生きしましょうネ。

コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身のうちのざわめき

2009-10-14 23:17:32 | 友人

なべさんの親しい友人が
亡くなって、ちょうど一月である。

肝胆相照らす仲と言ってもよかった
友人だったから、
随分と身に応えている。

彼と知り合ったのが10数年前だった。
なのに、当初は、不思議と
以前から知り合いだったかのような
懐かしい感じを持った。
お互いにそうである。
相性が良かったのである。

共通の話題は、文学、思想、若い頃のこと、
育ちのこと、そして日々の感性等々。
吉本隆明、村上春樹、夏目漱石、内田樹が
よく俎上に上った。


彼が亡くなる前に読んでいた“1Q84”ね。↓




彼は饒舌家というほどではないが、
しゃべり出したら、もっと話したいと思い、
繊細な部分を解きほぐし、解きほぐし、話していく方で、
なべさんはもっぱら聞き役になることが多かった。

3つ下であったが、70年前後の頃の感性は
奇妙に共有するところがあった。
彼が早熟だったのだろう。


2年半前、なべさんが、最初の癌で手術し、
退院したあと、そのことを彼に知らせて、
びっくりさせてしまった。

ところが、その1週間後に、
彼に癌が見つかったことを
今度はなべさんが知らされて、
びっくりしてしまった。

以来、お互いが、
癌を患った者の、
伴走者となった。

伴走者となってから、
尚しばしば話し込む機会は多くなった。
(お酒抜きでね。)
コーヒーを何杯も重ねながら、
話は4,5時間に及ぶことが多く、
彼にはそれでもまだ
話したりないという様子があった。

ひとくちに癌といっても、
それが見つかった時期、
発生した部位、癌の種類によって、
ずいぶんと経過が違ってくるものだ。
つくづくそう思っている。

彼が亡くなって、
なべさんはまだ生きている。

さてどうしたものか。




不遜にもブログをやってみようか
と思った動機の一つは
なべさんのこの身のうちのざわめきかもしれない。
なべさんの魂鎮め(たましずめ)なんでしょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする