本の置き所もなく、人生の仕舞い方も考える今日この頃、
本の少しばかりの断捨離をやろうと思ったわけであります。
古本屋さんをお呼びいたしました。
売る本を仕分けして、書棚のひっくり返しで大変です。
「思いっきりが大事だよ、」と一生懸命仕分けするのですが、
片付けには物を動かすスペースが必要であります。
そのスペースがないほどもう本は部屋中満杯状態でしたので、
本を動かすのはスペース確保のパズルみたいなもの。
思い切りより、実際の作業に時間ばっかり食って苦労なことでありました。
すっかり疲れてしまって、古本屋さんが来るまでの時間、
ちょっとお散歩に出かけて、気分転換です。
すっかり、あざやかな新緑でした。
この1週間で若葉の緑が輝きを増したようで新鮮でした。
「気が付いてみれば、新緑ね。」という感じであります。
青モミジです。 ↓
コナラの緑もあざやかです。↓
こちらはカワラヒワ。 ↓
こちらはツグミね。↓
さて、自宅に戻って、やって来られた古本屋さんのお相手。
本の引き取りは、覚悟はしていても、
何ともがっくりしてしまう値段であります。
それでも、全部引き取ってもらえるのかと思えば、
めぼしいものを選んで、かなりのものを
「これは、値段が付きませんね。」
と置いていかれる始末で、
こちらとしては思い切った断捨離が、
何だか不発に終わった気分でありました。
残された本を再び書棚に何とかねじ込みながら、
「まあ、もうちょっと生きなさいよ~ということなのね。」
と思いなして、慰めるのでありましたが。
(本は少しずつ、ゴミとして捨てるしかないのかしらん??
と、少々せつなく哀しくなりますけど。)