散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

なべさん、旧友に再会する

2012-11-27 00:06:32 | 友人

 

長崎実家付近、公園のナンキンハゼの紅葉。 ↓

 

 

長崎の同窓会では奇遇なことが
ひとつありました。
隣に同席した級友Yo君が、
現役のころはそれほど話もしなかったのですが、
話し込んでいると、中学時代の友人が
共通の友人であることがわかりました。
佐賀から駆けつけているYo君はしかも翌日
その友人Yu君と会うことになっていると言います。


Yu君というのは、
なべさんが気がかりになったまま
44年も会わずじまいの友人でありましたから
まったくびっくりでありました。


中学時代に
漫画の同好会がありまして、Yu君は
いっしょにやっていた大事な仲間であります。
中学を卒業すると、
彼は看板屋で働きながら、夜間高校に通い、
卒業すると、
「映画をやりたい」と言って、
東京へ出ました。
以来、その動向のうわさを時折は耳にしていたのですが、
少し気がかりなこともあったわけであります。
(まあ、お互い、人生、色々ありますから。)


ちなみに彼が東京へ出たとき、
看板屋に一人残されるのがいやで、
後から東京へおん出て行った彼の同僚が、
かの「蛭子能収」なのでありますが。
彼もまたわが漫画同好会のお仲間であったのですよ。


そのうちYu君は長崎に戻っている
という話も耳にしたりしていたのですが、
なかなか連絡も取れず、会わずじまいだったのであります。


という次第でありまして、
だからこそ、級友Yo君の話に
大変びっくりしたわけですが、

翌日、もちろんその級友Yo君に
お供させてもらって、めでたく、Yu君との
44年ぶりの再会を果たしたのであります。

平和公園で待ち合わせです。 ↓

時間まで公園内をYo君としばし散策。 ↓

爆心地の原爆の塔。 ↓

                           

 

 


こちらが気がかりだったとしたら、
相手のほうも気がかりだったという
同じ思いで、ありがたい再会でありましたね。


今はリフォームの工務店を
息子さんと一緒にやっていて
経営は、しかしかつかつであるとか。
生真面目、一本気な彼のことですから、
実直、丁寧な仕事をしているに違いありません。

 


ということで、何だか、濃い、
今回の長崎帰省であったのであります。

 

(実家立ち寄りは、この後ね。)

 

 

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ちょっと長崎までですけど

2012-11-25 21:12:47 | 旅行

 

先日、見知らぬ人から電話がかかり、
「高校の同級生で、○○です。」という。
失礼ながら、思い出せませんでしたな。


45年前の高校なんぞ、
ほとんど忘れておりまして、
何せ、追われるような気分で
卒業しておりますので、以来、
とんと寄り付いておりませなんだ。
(どんな悪いことしたんでしょう?)


時々思い出してこそ、
記憶は定着するのでしょうが、
思い起こすことも
ほとんどなかった記憶は
消えかかっておりましたね。


担任の先生がまだご存命だということで、
生きてらっしゃる間にそれじゃ一度
お会いしとこうか、と思いまして、
(少しお世話もかけていますし。)
45年ぶり、お誘いを受けての
クラス会への出席でありました。


というわけで、
22日連休前夜長崎へ参りました。  ↓

 

 

「知らんやったけんさ、そげんしたとさ。」
「そがんやけさ、そうしたらはぶてたとさ。」
「ほんとさ。・・・今、なんばしよっと~。」

                                                                                              ちょっとね。皆さん長崎弁のオンパレードで、
懐かしいというより、
かって自分がどんなしゃべり方をしていたか
思わず首を傾げてしまいましたが。


今聞けば、クラス人数は53名だったとか。
しかも男女共学の学校で、なぜか男子クラス。
さすがの団塊というか、芋の子状態ですか。
おかげさまで、その他大勢に紛れさせて
もらって、居心地良くもなく、かといって悪くもなく
それほどの親交もないまま
やりすごしたクラスだったようです。

 

         

 

それでも、それとなく
人となりを観察していたようで
45年たって、あいつがこうなり、
こいつがああなりという
変貌の様子には
感じ入ったりもするのでありました。

この君なんぞ、
なかなかの歳の取り方をしておりましたな。 ↓


なぜだかなべさんは
いつのまにか行方不明状態だったようで、
45年ぶりの出席を歓迎されたやらどうやら
担任さまの横に席を据えられる始末でありました。

 

ともあれ、この日は
久しぶりに長崎の夜景を見つつ、
このホテルに1泊したのでありました。

長崎の夜景。 ↓

朝の長崎港。 ↓

 


(翌日は実家立ち寄りね。
90の母上様ご存命ですので。)

 

 

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「神去なあなあ日常」を読む

2012-11-22 00:16:46 | 

 

もう20年以上も前のことですが、
高校1年生の担任だったときです。

古い木造校舎が教室として使われていました。
教室の窓側の庭は隣のビルにはさまれて鬱蒼として
誰も入り込まないところです。
その庭に生徒の誰かが、鳩の屍骸を窓から見つけて
ちょっとした騒ぎになりました。

5,6人の生徒らが窓に寄って
ああだこうだと騒いでいると
一人の男子生徒がすっと教室を出て
回り込んで、庭へ入り込み、
何をするかと思うと、
鳩のそばで土を掘りだしました。
そうしてその死んだ鳩を埋めてあげたのです。

それが、何のてらいもない
実に自然な行為のように見えました。
いつも寡黙な子でありましたが、
その自然に身についたかのような素直な所作に
感じ入り、いまだに印象に残っています。


高校卒業後の数年たって、その君は、
「大学には行かず、インドを放浪しているらしい、」
という噂を誰からか耳にしました。

「へぇ~、彼らしいということかね。」

と、思いました。

またしばらくしてのち、
「インドから戻って、吉野で林業やってるみたいよ。」
と、噂を聞きました。

「おうおう、なるほどね。いかにも彼らしいね。」

と、またまた思いもし、感心もしたのであります。

 

とまあ、そんな彼のことを思い出しながら
読んだ本が、これね。↓

 


何だか漫画を読むような軽妙なのり。
(良質な漫画ですけど。)
林業に飛び込んだ若者の青春小説ですかね。
それでいて、十分繊細な深みも備えています。
あの中上健次描くところの
熊野の世界の荒々しい神秘性も
柔らかく包み込んで軽妙なタッチで
あしらっているような気さえいたします。
マイナーなお仕事の世界を、こんなに魅力的に
すすーっと堂々たる表舞台に押し出してみせる
三浦しをんの力量はなかなかであります。
うれしくなりますね。


そこで、話題になった「舟を編む」。
文庫になるまで待とうと思っていたのですが、
待てないで単行本を買ってしまいました。

さらに面白うございましたね。


両方とも、
良質な進路ガイダンスの本として
高校生あたりにに読ませたいですよね。

 


(ところで、その後の彼、
どうしてるんでしょうかね。)

 

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ご近所の秋

2012-11-19 00:01:39 | 療養記

 

このところ、目覚めの朝は
いつも頭ががんがんして、
何だか顔もほてり気味。
微熱状態ですかね。
風邪がいつまでも治りません。


FBを覗くと京都の紅葉見学やら
皆さんお出かけのようで、
うらやましい限りです。
なべさんは、どうやら
見学シーズンを逃しそうでありますな。


なべ嫁さんの介護帰省を見送った後
ご近所スーパーへ立ち寄りました。
でもって、こんなもの買い込みましたが、
体力回復なるでしょうか。  ↓

 


(柿はついでね。)


落ち葉が風に舞い転がる天気ですが、
午後にはぐっと小春日和のような好天気。

 

それでもって、
スーパーのテラスで、日向ぼっこ。
せめてもの紅葉見学でしたよ。

 

 

さてさて、もう少し寝込んで
栄養摂って、じっくり
風邪を退治しましょうね。

 

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美術展・原発集会・それから宴会ね

2012-11-18 17:05:26 | お出かけ

 

風引きがなかなか治まらなくて
ずっと引きずり状態です。
さすがにお薬嫌いのなべさんも、
なべ嫁さんのおすすめにしたがって、
あれこれ飲んでみたりしておりますが、
依然しつこいままであります。


16日金曜日は午前中お仕事で、
(鼻水グシュングシュンの授業です~。)
夜は久々の楽しいお仲間の飲み会。

風邪を押してでも
出席しないといけないんですが、
間の時間をどうやって過ごすかが
しばしの難問でありました。
(風引きで青息吐息ですし。)


でもって、ちょっと関心もあった
エル・グレコ展をやっている
国際美術館へ。
(ロビーのソファーで
居眠りできるかもしれないし。)

中之島の国立国際美術館ね。 ↓

 

 

(エル・グレコ。信長と同時代だし、当時日本へやってきた                                              宣教師たちはこんな宗教的雰囲気を背負って                                                              やってきたんだね、と思ってしまいましたね。)


時間たっぷりだし、ゆっくり見回って、
予定通り、ロビーのソファーで
これまたゆっくり
お眠りできましてございます。


国際美術館といえば、
そのすぐ隣は、関西電力本社ビル。
金曜日の6時には毎週反原発集会を
行っているはずでありました。
これも一度はどんなふうか
覗いてみたかったのですね。
(ちょっとした野次馬ですけど。)

関電本社ビル前。(夕方5時頃ね。) ↓ 

 

毎週、毎週盛り上げていくのは
やる方も大変なんでしょう。
何だか長期戦構えで、
座り込みふうでやってる向きもあります。
(コタツ布団なんぞも出ておりましたけど。)

6時になると、退社する関電社員に向けて
「原発とめろ!!」
のシュプレヒコールでありました。

6時頃になると。 ↓

 

数十年前に、こんなところで、
カメラを構えていたら
大概「公安」なんだけどな~
と、思いつつ、うしろめたく数枚、
パチリとシャッターきらせていただきました。
(ごめんなさいね。)


でもって、ちょうど夜の宴会に
いい時間となって、
駆けつける次第となったわけでありました。
どうやら、美術館でのお眠りで
少し体力も持ち直したみたいであります。


リタイアしたお年寄りが、
いつまでも若い人の
お仲間に入れていただいて
ありがたいことでした。
(若くない人もいますけど、、、。)

楽しゅうございましたね。

宴の後ね。 ↓

 

 


でもって、なべさんの風邪は

またぶり返したみたいなんですが。

(やれやれです。)


 

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恒例の同窓会でした

2012-11-12 15:06:18 | お出かけ


年寄りが風邪を引くと
なかなか始末が悪うございます。
いったん熱は下がりながらも
何だかずっと後を引き、
そうしてまたぶり返したりもします。
免疫力も回復力もすっかり
落ちてしまっているのですね。
困ったものであります。


土曜日は、卒業生の同窓会でありました。
毎年、この時期の恒例であります。
彼ら・彼女らももう50代ですけど。
なべさん、風邪を押しての参加でした。


それにしても、皆さん仲がよろしいようで、
実に自然体で楽しく語らっております。
20人前後の諸君がこうしていつまでも
楽しくいられることは
まったくよろしいことで、
幸せなことであります。

 

 

                

               

 


よくもまあ、これだけ
細かいことを覚えているなあ
と思うほど、
あれこれの話が出てきます。

卒業以来会っていない者の話も出てきますが、

「ほら、あれ、あれ、めがねかけた、、、」

と、イメージが浮かびながら
どうしても名前が出てこない者も。

「あの警察官になったM君、亡くなったよな~。」

と誰かがしゃべったとき、
「え、そうなのか~」と意外に思いつつ、
名前は覚えているものの、
今度は顔が浮かんできません。


ともあれ、風邪引きの身であります故、
早々退散のつもりが
勢いに任せて最後まで
付き合ってしまったのでした。


あべのhoopのイルミネーションが
もう始まっておりましたね。    ↓

 

帰りの電車で、会の余韻のまま
うとうとしていると、ふいに
あの思い出せなかった
M君の顔が浮かんできました。

「あ~そうか、あの子が亡くなったんか~。」

と、何だかしんみり思いつつ、
そのまま眠りへ落ちてしまいました。


そうして、この日は久々に、
駅を乗り過ごして
しまったのでありました。


乗り過ごして降りた駅の
ホームは寒うございました。    ↓

(何だか余計に寂しげよね。)

 


そうして、帰り着くなり、
また、熱を出してしまったのね。

 

 

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炬燵も出してしまいましたが

2012-11-04 17:27:38 | 日記

 

                                    


この2,3日大変寒うございました。
お蔭さまで、
風邪を引きましてございます。
鼻水グシュンであります。

でもって、セーターでは間に合いませぬと、
ついに炬燵を引っ張り出してしまいました。
でも、ときすでに遅しで、
なにやら、頭ががんがんして、
寝込んでしまいましたね。

 

ようやく、回復したかな、、、
と、思いつつ
起き出しての日曜日お散歩。

鼻水グシュンではありますが、
ちょっと気温も回復。曇り空ながら、
枯葉がからから道を転がります。
空気は乾いているのでしょう。
秋も深まってきましたね。

 

 

 

 

2000メートルのお山で見た秋も
どうやらご近所の巷まで降りてきたようで、
ケヤキやらナンキンハゼの街路樹が
色鮮やかになっております。

ハナミズキの赤い実。 ↓

 

コスモスがまだきれいにがんばっています。 ↓

 

公園の銀杏。 ↓

 

こうなると、もう冬は近いのね、
思って寂しくもなりますが、
まだ京都の紅葉もこれからですし、
もう少し、
彩りは楽しめるんではないでしょうか。

 


でも行けるかしら、
京都?
(グシュン)

 

 

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もうセーター着込んでしまいましたが

2012-11-02 00:02:32 | 日記


職場の学校では、
午後カットで、三者懇談。
(中間試験後の成績懇談ね。)


時間講師のなべさんは、
お陰さまで授業がなくなって、
平日のお休みです。
どこかお出かけしても良いのですが、
少々お疲れです。

でもって、
なべ嫁さんいまだ旅行中ですので、
たまった洗濯物を片付けます。
ついでに、Gパンも洗っちゃえ、と
洗濯機を2度も回してしまいました。

 

 


洗濯終わって、外へ出ると、
しっかり秋晴れなのですが、
木枯らしが吹き荒れて、風が
うなっております。
さすが11月というか、
もう冬がそこまでやってきている感じですね。
(寒がりなべさんであります。)

でもって、しっかりセーターを
着込んでしまったのであります。


午前中はかくも
しっかり働きましたので、
洋食屋さんでお昼のランチです。

本日は、一口カツでした。 ↓


カツはやわらかいのですが、
油は、なべさんには
少々きつうございますね。

 


洋食屋さんから出ると、
なにやら、天気は怪しい曇り空。
雨らしきものまで、パラパラと。

「お~お~これは洗濯物が大変!」

と、食後のお散歩も取りやめて、
そそくさと、家路を急ぎましてございます。

(これって、主夫の気持ちですか??)

 


ともあれ、かくして、
平穏無事な平日でありました。
洗濯物、無事でしたし。

 

(でも寒い一日でした。                                                       風邪引いたみたいですけど、、、。)

 


 

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若い子ら、信じてもいいかな

2012-11-01 16:35:21 | お仕事


時間講師をやっている学校では
ダンス部の部活がどうやらめざましい
という評判で、一度は観ておきたい
という気持ちでありましたが、
なかなか評判が広がっていて、
文化祭での上演となると、
外来者が1時間以上も前から
会場前で長蛇の列をなす有様。
とっても見れる状態ではありませんでした。
(会場いっぱいで、大混雑ね。)

長い列、こんな感じね。 ↓

                

 


ところが、先日昼休み、小ホールで
短時間のライブをやるということでした。
あいにく、なべさんにとっては
お昼を間に連続4時間授業の最も忙しい日。それに

「どうせ、会場は生徒で満員ね。」

と思っておったのですが、
当日、授業クラスのダンス部の生徒が

「見に来い、見に来い!」

と、うるさく言います。

「でも、、、お昼が、、おなかすくのですが、、、」

と、もぐもぐ言っておると

「授業終わって連れて行く~。」

とまで脅しあげるのでした。


でもって、ようやく、短時間ライブながら、
彼女らダンス部の演技を初めて観劇いたしました。

 

 

 

 


全国大会やら、ニューヨークの大会やらで
優勝をかっさらっている評判のダンス部です。
さすがにその片鱗を見せてくれる舞台です。                                       客席も一緒になって大歓声です。

メリハリがあって元気が良く、
日ごろの練習の鍛錬振りが
伺われます。

鍛錬を積み上げ積み上げしてきた
結果としての舞台をこうしてみていると、
若いこの子らもなかなかのものだね、
と感心してしまいます。

懸命にがんばることがあるということは
なかなか捨てたものではありませんね、

「何だか、若い子ら、信じてもいいよね。」

と、なべさん、殊勝にも思ってしまいました。


(お昼とばして、
おなかすきましたけど~。)

 

 


ところで、なべ嫁さんは旅行でお留守。
そこへこなべさんが出張で実家お泊りでしたので、
例によって、洋食屋さんお二人様お出かけ。

合鴨ハリハリ鍋ね。 ↓

 

 

シンプルで美味しいんです!

 

 

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