散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

寒気入り込みで大山は初冠雪、根雨のオシドリなど

2023-11-14 23:04:08 | 旅行



12日。鳥取大山方面へのお出かけ。久々の年配夫婦での一泊旅行。
紅葉ドライブが目算でしたが、どうやら寒気の入り込みで、お天気悪化。
一挙に冬期に入ってしまいそうな雰囲気になってしまいました。

蒜山から奥大山を経て大山寺まで。
すでに寒気が入り込んで、外で景観を楽しむ余裕もなく、寒くなっておりました。
例年なら紅葉ドライブとなっていたはずですが、曇り空。蒜山も大山も雲の中。

大山寺。門前脇。↓






13日。朝、降り出していた雨が雪。宿から出て、蒜山へ戻ろうとすると、
前日の大山周遊道路は雪が積もりだしていました。先へ向かうほど、
急速に積もりだし、これはやばそう、と思うほどでした。


この雪、どんどんひどくなりました。↓




降雪がひどくなり、奥大山辺りを通過するにはちょっと無理そうと判断するのですが、
Uターンするにも雪道でタイヤがスタックするなどしばらく立ち往生。
ですが、何とか脱け出して、ようやく平地の方向へ向かうことが出来た次第です。

でもって、高速道路近くまで下りてくると、打って変わって晴れ間も見えてくるほど。
やれやれ、もしかすると、レスキュー車のお世話になるか、とも思ったのですが、
とりあえず一安心というところ。

ここから日野川沿いの根雨が意外と近いはずと思い、「根雨のオシドリ」見学となりました。




オシドリ観察小屋から背後を振り返ると、大山のお山が真っ白でした。




初冠雪の予報はあるにはあったのですが、
その麓一帯までの雪だとは思っておりませんでしたな。やれやれでしたね。

で、こちらはオシドリの様子。






マガモ、カルガモなどと混じって仲良くしておりましたが、
沢山の数というほどではありません。まあ、長閑な雰囲気ではありましたよ。
しばしの憩い。





さて、帰り道。冷えた身体を休めようと、ひなびた温泉でもと思い。
湯原温泉郷の「真賀温泉」へのお立ち寄りでした。






やや、ぬるめではありましたが、肌がすべすべの柔らかいお湯。
道路沿いの素朴な感じの良い雰囲気の温泉でした。

さて、一気に冬が到来してしまったような今回の寒気。
長い暑さの夏が一挙にひっくり返ったような有様です。秋の紅葉を
ゆっくりと味わう暇もありませんでしたな。

それでも、瀬戸内の穏やかなお天気のほうに戻ってみれば、
ほっとひと息つける心地なのでありました。無事に帰宅して、なべ嫁さんもお疲れ。


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尾道水道の夜明け、そして鞆の浦へ

2021-12-13 12:20:32 | 旅行

お宿に泊まったおかげで尾道水道の夜明けを眺められました。

11日、6.41

 

11日、7.08

 

11日、7.10

 

11日、7.31

 

お宿の夕食も朝食も全部は食べきれないものの、
まあまあ美味しく頂かせてもらいました。


でもって、お宿を出て、「尾道浪漫珈琲」駅前店です。↓

 

 

あちこち回る元気もありませんから、とりあえず鞆の浦へ。
こちらも同じく40年ぶりぐらいです。


松永湾岸沿いの探鳥地は今回は素通りです。鳥見はお休み。
そうして鞆の浦の離合の難しい通りを抜けて、何とか駐車場へ車を入れました。

この日も暖かい日差しを浴びて、海岸やら路地へ入り込んでの散策。
土曜日ですからちょっとした人の賑わいでした。


鞆港の常夜燈付近。↓

 

 

ろくに地図も見ないまま、路地へ入り込みます。

 

 

商家跡。見学無料とありましたからお立ち寄りね。↓

 

 

入り込んだ路地の裏側で、小魚の干物づくりをしておりました。
「写真撮っても良いですか?」とおばちゃんに聞くと
「いいよ。」と言ってくれました。

 

 

                     

 

でもって、手頃な時間となったお昼過ぎ、お客も空いた
お店へ入って遅めの昼食です。

前日のラーメンに懲りて、お腹にやさしい「鯛そうめん」。↓

 

 

 

こうして二日とも日向ぼっこのようなゆるゆるお散歩。
時間はたっぷりでしたから、あちこち見て回っても良かったはずですが、
まあ、このへんのところがお年寄り向きか、ということで早めのご帰宅でしたね。

 

自宅へ戻って、お疲れでうとうとしていますと、ハタさんから電話です。

「今から、花火が上がる!植物公園!観音台から観ようとしとるんよ。」

ドアを開けて玄関口へ出ました。

 

 

「冬の花火」です。
市内10数か所で打ち上げたそうです。                                    あちこちから歓声が上がっていました。粋な企画でしたね。

 

 

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暖かいです、久々尾道お散歩

2021-12-12 17:09:59 | 旅行

 


12月なのに暖かい。コロナもちょっとなりをひそめて潜伏中。
今のうちに、と久し振りに尾道へ出かけてみました。

 


かれこれ40年ぶりぐらいでしょうか。

 

                 

 

随分と様変わりして、海岸通りにはしゃれた遊歩道。

 

 

 

40年も前でしたら、まだリヤカーか自転車に魚を積んだ
行商のおばあちゃんも見かけたのですが、
そんな風情はどうもなくなったようで、ちょっと寂しい。

その折は、行商のおばちゃんらに魚を卸している店で、
ワタリガニを買った記憶があるようなないような。
或いはシャコだったか?遠い記憶です。


銭湯跡の店構えがそのままCAFEになっております。

 

 

ちょっと風情ある面白い看板。どうやらお好み焼き店。

 

 

向島への渡船。乗船大人一人60円とありました。

 

 

海岸沿いのお店で、せっかくですからと、尾道ラーメンです。

 

 

 

胃を切っているわたくし、ラーメンは警戒するほうなのですが、
旅先で気持ちが緩んでついついでした。案の定苦しくなってしまいましたね。


この日のお宿からの尾道大橋の夕景。そして向島へ渡る船。↓

 

 

 

 

しまなみ海道もなかった昔。
さびれた港ではありませんでしたが、そこそこ静かな港町で、
庶民の息遣いも見えておりました。探せばその面影もあるのでしょうが、
年寄りにはあの坂道と段々、少々足が重うございましたな。

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阿蘇から久住へ、紅葉ゾーンを行きます

2019-11-10 23:24:06 | 旅行

7日、お宿を出てまずは大観峰で阿蘇の山並みを遠望します。
中岳からは噴煙。ちょっと曇り空。             ↓

 

 

そしてやまなみハイウェイから久住方面へ上がって行きますと、紅葉ロードです。
1000メートルを越えるとどうやら紅葉のピークのようでした。

牧ノ戸峠からの紅葉ね。↓ ちょっと曇り空なのが残念。

 

 

峠を下っていくと、長者原の湿原。ススキが全面光り輝いています。↓

 

 

広い湿原の木道を歩いてみるものの、鳥さんはなかなか姿を見せません。
夏鳥はすでに去って、冬鳥がやってくるにはまだぼちぼち、という時期。
残念ですけど少々がっかりですね。

ハイカーや登山者はススキの広がりを楽しんで散策しております。

 

 

 

この日のお宿は長者原に程近い筋湯温泉。

午後の昼下がりになってようやく晴れ間が広がってきました。
そうするとお宿の前から見えるお山は、陽を浴びて燃えるような紅葉。↓

 

 

筋湯温泉の名物外湯「うたせ湯」です。↓

 

 

以前入ったことがありますからこちらの外湯も今回はスルー。
お宿にいくつも内湯がありそうですし、いくつも入る体力がありませんな。
とりあえずお宿の部屋でごろ寝して休息でありますよ。

 

8日、晴天。もう一度長者原湿原へ立ち寄ってみました。

 

 


朝のうちだったら鳥さんの姿も見られるかと期待しましたが、空振り。
前日とさして様子は変わりません。湿原の奥まったところが坊がつるへの入口。↓

 

 

この山道の森の中へ入っていけば鳥さんもいそうですけど、今回は予定外。
九州最高地点での温泉、法華院温泉があったりするのですが、
それもまたいつの日にか、ということでしょうか。(もうお歳ですからしんどいですけど。)

この入口のところにようやく鳴き声を聞かせていたのはジョウビタキでした。↓

 

                                                    

 

 

さて、長者原でのんびりと過ごしたあと、やまなみハイウェイを南へ向かって、
今回の旅の帰路をとります。再び紅葉ロードです。

 

 

牧ノ戸峠を越えていくと眼下に瀬の本高原の紅葉です。↓

 

 

 

そうして、せっかくですから平地へおりてさらに阿蘇山へ上がり草千里であります。   ↓

 

 

それからさらに噴煙立ち上る中岳の手前を回りこんで南阿蘇へ下りて行き、
白水水源などを見学。

かっての熊本地震で被害の大きかった辺りです。
土砂に埋まった地獄温泉や垂玉温泉はお気に入りの温泉だったのですが、
まだ再建途上のようであります。何とか昔の風情を取り戻してほしいものです。

通りすがった益城町では道路脇に被災者の仮設住宅が並んでいたりしました。

 

その益城ICで高速に乗り、広島への帰途となりましたよ。
2泊3日の紅葉温泉旅行。ちょっとお疲れね。
鳥さん少なくて残念でしたけど。

 

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満願寺温泉、なかなかよろしいです

2019-11-09 17:26:27 | 旅行

6日、阿蘇久住方面までのお出かけ。

何度か往来したことのあるコースです。
日田から入って杖立温泉を経て、まずは小国町の道の駅ゆうステーションへ。

ゆうステーションの建物の外壁は鏡張り。
ここで自身の姿を撮ってみるというのが、いつのまにか慣わしになっております。 ↓

 

 

 

小国一帯は黒川温泉を始め色々と温泉地が散在している温泉郷。
今回はまったく観光地でもなさそうな地味で鄙びた満願寺温泉です。

普通の民家にまぎれたなかに数件の温泉宿が散在するひっそりとした温泉地。

満願寺温泉共同浴場です。朝早くから近所の人の出入りがあるようです。↓

 

 

野菜の洗い場。入浴は禁止とあります。↓

 

 

 

 

 

満願寺境内の銀杏。見事な色付きまでもう少し。↓

 

 

 

すぐそばの志津川にカワセミくんです。下流の流れへすぐさま飛んでいきました。

 

 

                          

 

こちらはセグロセキレイね。↓

 

 

 

境内近くの森の上を何やら鳥さんの群れ。↓

 

 

これはどうやらイカルさんのようです。↓

 

 

 

お宿へ入ると、女将さんはおっしゃいます。

「カワセミが飛んでいると聞いているんですけど、
まだ見たことはないんですよ。」

ということで、タイミングが良かったみたいですね。

お宿の夕食は野菜尽くし。次から次へとお野菜の料理。盛り付けが芸術的。↓

                           

 

ヤマメの丸かじりも美味でありました。↓

          

 

 

もう少し元気で体力もあれば、地元の共同風呂へ行って
土地の人の国訛りでも聞きながら雰囲気を楽しむところなんですが、
こちらはもう気力も萎えたお年寄りですから、ここはお宿の湯船の方に。

 

                         

 

 

風情ある湯船です。無色透明のまろやかな温泉。適温です。
いつまでも浸かっておられそうで、時を忘れてしまいます。

 

なかなかよろしいですよ、満願寺温泉。

 

 

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長崎です、中島川のカワセミくんね

2019-10-30 16:57:08 | 旅行

 

 

所用があって長崎でした。

27日長崎入り。翌日友人との会合がありまして、
その待ち合わせの隙間を縫ったわずかの時間にお立ち寄りの中島川です。

                                            

 

そのわずかの時間によくぞいてくれたものであります。このカワセミくん。↓

 

 

 

2羽飛んでおりましたが、そのうち1羽が目の届く範囲に止ったり、
飛び跳ねてくれたりして、ちょっと愛想良くお相手してくれましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

川床に降りて近づいたら逃げられてしまうかと思いましたが
少しの間は大丈夫でありました。

アオサギと向かい合わせのカワセミくんね。↓

 

 

 

 

ジョウビタキもちょっかいを出すかのように飛んできました。↓

 

 

 

こちらのカワセミくん、広島の近場のカワセミくんと比べたら、
ずっとロケーションが良いですし、光の加減も良く、愛想もまあまあであります。
ですので今回もちゃんといてくれて、非常によろしゅうございました。

 

さて、お年寄りのお出かけは、「お出かけひとつに、お仕事ひとつ。」
ちょっと前でしたら、「せっかくのお出かけついでに一つ二つの寄り道を、」
となったのでありますが、なかなかそんな元気はなくなりましたな。

(このカワセミくんは近場でしたから寄り道というほどでもありませんけど。)

というわけで、あちこちお山の見ごろの紅葉も耳にしながら、
所用を済ませたあと、29日まっすぐのご帰宅でありましたよ。お疲れ。

 

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夏バテですけど、大阪日帰り同窓会出席ね

2019-08-12 16:06:05 | 旅行

まったくの夏バテでして、なまじお出かけすると行倒れにもなりそうですから、
このところもっぱら引きこもりです。
身体がなかなか動きませんから、これってもしかすると老衰の始まり?
なんて思ったりも致しますな。

そんななか11日はお盆前後の混雑の中、えいやっ、と無理やりの大阪日帰りでありました。

せっかくの大阪ですから、大阪城公園をぶらり。
でも鳥さんはいちばん少ない時期。さっぱりでありますね。ひたすら暑いばかり。
カラスとセミが林間を飛び回るばかりでしたよ。

公園の中の親子の蝉取り情景です。子どもはいつも元気ですね。↓

 

 

                          

 

 

そうして来阪目的の同窓会への出席でありました。

会場からの大阪城。↓

 

 

かっての教え子たちの卒業20周年同窓会ね。120名ほどの参加。↓

 

(幹事さんから送ってもらった写真。)

 

さすが進学校の生徒さんたちでしたから余興には英・国・社の抜き打ち小テスト。
やりだすとしっかりすっかり夢中です。

 


 

クラスの子らは数年振りだったり、20年前の卒業以来だったりで懐かしい限り。
大半がもう父親だったり母親だったりの子育て真っ最中のようです。

 

 

(こちらも幹事さんから送ってもらった写真。 ↓)

 

                           

 

 

 

色々若い子の来し方をあれこれゆっくりと聞いて見たいと思ったのですが、
少しく大所帯でしたから、軽く懐かしの会話を交わす程度でありました。
スマホの写真撮りが入れ替わり立ち替わりでしたね。
皆さんは二次会でまだまだのお楽しみのようでしたけど、お年寄はさすがにお疲れ。
辞退させてもらって、ゆっくりとしたお話はまたいつかの機会にということでありましょうか。

 

新大阪、広島駅のお盆の混雑を抜けて、夜、自宅へ帰着しますと、
カープは連夜の逆転負けでありました。やれやれであります。

 

いただいた花束。お部屋の一角が華やかに輝きました。
ありがとうございます。そして幹事さんの方々、ご苦労様でした。

 

 

 

 

 

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鹿教湯温泉、霧が峰、信州への旅終わり

2019-06-10 23:38:43 | 旅行

4日、せっかくの戸隠ですから戸隠そばでも、と思いながら                                  お昼にはちょっと早かったので次の予定地鹿教湯温泉へ向けて移動です。

 

早朝3時に起きて4時からの植物園散策でありましたから、少々お疲れ。

途中、千曲川沿いの戸倉上山田温泉に立ち寄ってみました。                                観光協会のお兄さんに美味しいお蕎麦屋さんを聞いてみますと、

「美味しいのはやっぱり戸隠そばなんですが(あら、残念)、ここでは…」

と、控えめにお薦めされたのがこちら。↓

 

 

地元の老舗のようであります。まあ昔ながらのおそば屋さんという感じで                         名物らしい「辛味おしぼりそば」は避けまして、普通のざるそばですね。↓

 

                       

 

 

そして鹿教湯温泉に向かいますと、車のナビさんは国道の正面でなく、                          どうやら裏道に当たる細い山道を案内するようでありました。

ですので、道に飛び出したキジさんやら、繁みに逃げ込む鹿さんやらに                          出会いつつ、ひと山越えて温泉集落の裏側へ到着することになりました。

信州にやってきながら、ここでようやくのまったり温泉でありましたよ。

鹿教湯温泉の文殊堂。↓

 

 

 

5日、いよいよ信州を後にして、帰広の途につくわけですが、                                 和田峠へ回り込んで霧が峰のヴィーナスラインを通ります。懐かしのロードです。

八島湿原にちょっと立ち寄りますが、野焼きのあとの湿原では鳥さんは見られません。                 走行中に見たガードレールの上の鳥さん、夏羽のノビタキだったような気がしますよ。

車山高原のハクセキレイです。↓

 

 

 

さすがに運転し通しの4日目ですから、一挙に広島までは遠すぎまして、                         途中の彦根で高速を降りてここで一泊でありました。

6日、せっかくですから彦根城見学であります。                                         さすが井伊家のお城、なかなか広いです。

玄宮園から天守閣を見上げます。↓

 

 

城郭への階段。↓

 

 

                         

 

お堀を泳いでいたのはコブハクチョウです。↓

 

 

 

かくして、今回の長途の旅も終了。                                                 明るい時間のうちに事故もなく広島へ戻ってくることが出来ました。

大変お疲れであります。もうさすがに年寄りですからあまり無理もききません。                      へとへとですから、しばらく寝たきりになりそうね。

帰った早々のカープvs西武戦、負け試合でした。残念。

 

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コサメビタキの巣がありました、戸隠森林植物園3

2019-06-09 16:44:23 | 旅行

 

 

木道の一角で4,5人のご年配グループが遠くを見やっておりました。

一人のご老人が遠くの木を指差しながら説明していて、                                                                  皆さん、望遠レンズを覗いています。

「あの枝の構図が三角になっているところね。コサメビタキの巣だよ。」                                              「お、コサメビタキがこっちを向いた!可愛いねぇ。」

私も間に入れてもらって望遠レンズで眺めてみました。                                                                    でもって、どうもよくわからないまま、シャッターを押してみました。↓

 

 

よくわかりません。モニター画面を拡大してみます。↓

 

 

 

お、お、たしかにコサメビタキですよ!

 

 

 

枝の上に幹肌と区別が付かないような巣を作っています。                                                               見つかりにくいカモフラージュでしょうか。コケを練り固めているみたいです。                       その巣の上にもうひとつの枝が屋根のように重なっています。

どうやら園内に詳しそうで、説明をされていた愛鳥老人が云います。

「コサメビタキは枝が上にかぶさったようなところに巣を作る。」                                                          「カラスからやられるのを防ぐんですよ。」

一人では見つけられなかった貴重な巣でありました。                                                                      教えてくれた愛鳥老人にグループの皆さん共々お礼を言いました。

 

木道の傍の木の上に小鳥さん。↓

 

 

 

 

望遠レンズで見上げていたご夫婦らしい方がつぶやきます。

「ノジコじゃないの?? いややっぱりアオジかなぁ??」

ノジコとアオジは判別が難しい。もしかするとノジコでしょうか。                                ノジコは数が少なく見られる地域も限られています。ここは貴重な生息地域です。

 

ふいと飛んできたこちらの鳥さん、クロジです。↓

 

 

そしてゴジュウカラが木の幹を下から上へ。↓

 

 

 

 

早朝およそ3時間の散策。キビタキ、コルリ、クロツグミの鳴き声がよくしました。                    ホトトギスも遠くから声が響いてきます。でもとうとう姿は見られずじまいでした。

朝食をとって出直しの小一時間。                                                                                             羽ばたいて高い木の枝に止ったこの鳥、オオタカか何かと思ったのですが、                                           よく見ればトビのようです。ちょっとがっかり。 ↓

 

 

でもたとえトビでも、森の中で羽ばたいて止っているのを見ると                                                        ちょっと雄雄しい猛禽類の雰囲気でありますな。

 

ここらがまあ潮時と、退園しますが、入口の池のところにカイツブリでした。↓

 

 

 

こちらは前日、日没の戸隠山。↓

 

 

 

 

いつかまたやって来たいとは思いますが、                                                                                   さあどうでしょう、なかなか遠い所ですからこれっきりかもしれませんね。

 

 

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ミソサザイが囀っています、戸隠森林植物園2

2019-06-08 13:17:16 | 旅行

 

 

「ミソっちょが鳴いているね。」

と、木道を歩いているおばちゃんが周りを見回しながらつぶやきました。

「そうかなるほど、ミソっちょ、と呼ぶのね。」と思いました。

まだ朝の6時前。 それでも愛鳥家のご年配の方々が森の中の木道を行き来し始めました。

 

 

 

 

 

ミソサザイは広島の近場の山でもたまに見かけることがあります。                                  でも姿を見せても、すぐに暗い繁みの中に逃げ込んでしまい、鳴き声も出しません。                  大阪在住の頃は金剛山でよくその姿と                                              小さな身体に似合わない高い囀りをよく聞いたものでありました。可愛いです。

 

 

ですので、このミソサザイの囀りの姿、久々なのです。ちょっと感激。

 

 

 

                       

              

 

ですので、このお出まししたエリアをしばらくうろうろ。すると再三の登場で                        木道の杭の上に乗っかったり、折れた幹の上に止まったりして囀ってくれました。 

時には目線の高さに枝から枝へ飛び回りましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

高原の森の中のミソっちょ、可愛らしくて、格別でありましたね。

 

 

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アカゲラさんですよ~、戸隠森林植物園

2019-06-07 19:58:38 | 旅行

 

 

戸隠高原で目指すのは戸隠森林植物園。                                            戸隠神社参道の西側に広大な森の広がりがあって、この公園が野鳥のメッカであります。

3日の午後、到着して早速木道を歩いてみました。                                       午後よりは早朝が良いのですが、とりあえずの様子見です。                                 中は広すぎて、とても1日では廻りきれない感じ。ポイントもわかりません。

それでもうまいことアカゲラさんを一瞬見ることができました。↓

 

 

でもこれっきりでしたから、近場に宿をとり、早朝のお出かけ計画。                             お宿のマスターが「毎日一回はクマが出てくるようだから気を付けて!」 と、                       クマ除け鈴を貸してくれました。

 

4日、早朝4時にはうっすらと夜が明けてきます。                                            やはりこちらでは広島より1時間ほど夜明けが早いようですね。

                     

 

ぼちぼち木道を奥へ歩いていると明るくなってきました。↓

        

 

さすがに早朝のさえずりはさかんで、賑やかなのですが、                                   いずれも木々の高い繁みの中でなかなか姿はとらえ切れません。                             わくわくはしてくるのですが、じれったくもありますよ。

ようやく倒木のアカマツの幹にアカゲラさん見っけです!!  ↓

 

 

この分はすぐに見失ってしまいましたが、別の場所で再度のお出まし。↓

 

 

 

 

幹の中の虫を捕らえています。お食事中のようです。

 

                    

 

 

 

頭部の赤がありませんからこれは雌。

「巣があちこちにあるから、アカゲラはようけ飛んでるよ。」

と、居合わせた地元の愛鳥老人らしい人が教えてくれました。

 

 

 

時刻が進んでくると、望遠レンズや三脚を抱えた鳥見の人たちが次第に増えてきました。                 いずれもご年配の方々。                                                       GWを過ぎると静かになって、鳥見の人ばかりになりますよ、とはお宿のご主人。

 

さて、まだまだ鳴き声だけは賑やかです。                                             広い森の中をとっても廻りきれませんが、もう少し経巡ってみますよ。

 

 

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信州への旅、蓼科でのコルリさん

2019-06-07 12:36:14 | 旅行

 

 

信州への旅の報告。

2日の早朝出立して、まずは蓼科までおよそ730kmを走行。                                お年寄りには少々きつい距離でありまして、到着した頃には大変お疲れでした。

お宿は蓼科の森の中であります。                                                 お疲れでしたけど、早速周辺の様子見でちょっとのお散歩。

鹿が2頭。繁みの中からこちらをにらんで奥へ消えていきました。↓

 

                           

 

 

旅行中の食事はいつも難儀しております。                                            日常のメニューが変わると3分の1の残胃は色々トラブルを冒し勝ち。                           お宿のおいしそうな食事も充分には食べられませんな。トホホ、であります。

 

                             

 

 

さて、翌日早朝の散策。鳥さんの鳴き声が盛んです。                                     姿がうまく見られるとは限りませんけど、賑やかです。ウグイス、キビタキなど。

とりあえず、コガラさんね。↓ 

 

 

 

 

そして高い木の枝先できれいに囀っている小鳥さん。↓

 

 

 

お、お、コルリさんのようです!!

 

                

 

わたくし、初見の鳥さんですよ。見上げる形でしたから                                     なかなか青い羽がすっきりとは見えがたいのですが、よく囀っております。

 

 

 

 

おおむね高い木ばかりですので、賑やかな鳴き声もその繁みの中。                            キビタキくんの鳴き声が同じところでずっとしていたのですが、                                こちらはとうとう姿を確認できないままでありました。残念でしたね。

 

3日の予定は戸隠高原であります。前日の疲れがありますから、ゆるゆるの移動です。                およそ100km強の下道を行きます。市街地を抜けるのが少々厄介でありましたよ。                  長野の平地は気温34度、まったくの夏日。暑いで~す。

 

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ツクシガモばかりでした、博多湾和白干潟

2019-01-18 15:51:46 | 旅行

 

 

16日、長崎からの帰途、博多の和白干潟へお立ち寄りしました。

昨年は雨の中、クロツラヘラサギなどを見ることができましたけど、
今回到着してみると、波際はずっと沖合いで干潟が全面に広がっています。
近景の干潟には水鳥の姿無しであります。干潮のようでした。ちょっと寂しげ。

しょうがないので干潟へ踏み込んで恐る恐る波際まで迫ってみると
ようやくツクシガモの群れがあちこちに散見できました。
でも、昨年見たクロツラヘラサギやハマシギなど他の鳥さんは見当たりません。

 

 

 

 

あまり近づきすぎると、カモさん、飛び去って行きます。

 

 

マガモやオナガガモがちょっと混じっていますね。

 

 

 

ツクシガモは大陸から主に九州へ少数渡って来る水鳥。
広島では昨年地御前で1羽見たっきりでした。九州より東のほうでは珍しい。
でもここではさすがに名前の通り(筑紫)沢山の数で群れています。

 

 

 

 

雨こそ降ってはおりませんが、気温が低く寒うございましたから
早々に引き上げました。

 

今回の旅は少々お疲れ気味。
帰りの新幹線こそ乗り過ごすことはありませんでしたけど、
ちょっと居眠りでしたよ。

 

 

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周辺散策でイソヒヨドリなど、長崎

2019-01-18 00:12:26 | 旅行

長崎滞在中は用事の合い間に少し時間が空いたりして、
中心街の中島川を覗いたり、お宿にしている浦上周辺を歩いたりでありました。


浦上天主堂の通り。↓

 

 

お宿はカトリックセンターのユースホステル。
宿泊はご年配のヒッピーのような欧米人、ファミリーのアジア系の観光客など。
挨拶ぐらいはしても、なかなかお話までは出来ませんけど。


何はともあれ、お昼にはちゃんぽんを食べたりしつつ、

                                         


原爆公園だったり、平和公園だったりを散策するのでありますが、
ずいぶんと老化が進んだのかはなはだ疲れやすいですし、寒いですしで
ちょっとお歳を感じてしまいましたな。よれよれね。
(8月の登山中途挫折がどこかで尾を引いてるのかもしれませんね。)


爆心地に原爆公園があります。↓

 

 

カワセミくんを見た以外にはこれといった鳥さんも見かけません。

それでもよく見かけるイソヒヨドリはちょっときれいでした。↓

 

 

オス同士が何やらバトルを行っておりました。ちょっと怒ってる様子。

 

 

平和公園の片隅でヤマガラさん。↓

 

 

 

そして夜の天主堂。↓

 

 

 

旅行中は新聞もテレビニュースも見ません。
16日に広島へ帰ってみると、梅原猛やら市原悦子やらが亡くなっているニュース。
梅原猛はつい先日、「呪の思想」という白川静との対談集を読んだばかり。
本棚から古いやつを引っ張り出したものでした。

あらら、と思ってるうちに、友人のFBを見ると、
広島へ越してきたときリフォームをお願いしたおっちゃんが急逝とのお知らせ。
びっくりしてしまいました。頼りになる面白いおっちゃんでありました。残念至極。


歳をとると寂しくなることが次々と起こりますな。
方々へのご冥福をお祈りいたします。(合掌)


 

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今年もカワセミくんとご対面、長崎中島川

2019-01-17 10:55:57 | 旅行

 


母親の3回忌でしたので郷里長崎まで帰っておりました。
法要やら旧友との会合の合い間を縫って市内中心街の中島川を散策。

めがね橋の少し上のほう。空振りのこともありますが、わりと遭遇率は高いです。
そして今回も短い時間の間にうまく出会うことができましたよ。
少し曇り空だったのが残念でしたけど。

 

 

 

 

あちこちと飛び回ってくれました。ときに見失うこともあったりするのですが、
川筋を歩いている観光客が「あ、あそこにいますよ」と声をかけてくれたりしました。

 

 

 

川岸の上のほうから覗いていると、こちらの人様に気付き、でもって
にらみつけたあとで飛び去っていきます。

 

 

 

 

小魚をゲットし飲み込んでしまいました。↓

 

 

 

 


2度目に見失ってしまったころ次の予定も迫っておりましたから退散いたしました。
今回はカワセミくんもよく遊んでくれたほうでしょうか。

 

このあと旧友との約束の会合でありました。お互いに歳をとってきましたから
もうお酒も少なくなってきましたね。

「居酒屋でこんなふうに話する機会はもうこの会しかなかとよ。」
と、友人が云います。
私も3回忌が済んでいつまた来られるやらと思ったりしていたのですが、

「そしたらまた来んといかんね。」

と返すのでありました。14日の長崎の夜であります。

 

 

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