読書の時間が減っています

この頃本を読むことが少なくなってしまいました。退職して時間ができたので、少しは読書でもと思っていたのですが、それ程読書量は増えていません。

もともと人間は（私だけなのかもしれませんが）忙しい時のほうが、いろいろできるような気もします。私の仕事は、基本的に時間に追われるということはありませんが、研究関連でいろいろ忙しくなる時があります。そういう時は少し時間があくと麻雀をやったり、家に帰ってから本を読んだりといろいろやった気がします。そういう点では、今まで時間が十分にあるという経験はあまりありませんので、時間の使い方に慣れていないとも言えます。

子供が小さかった頃ですので、２５年も前になりますが、その頃は市の中央図書館によく行っていました。図書カード一枚で７冊の本が２週間借りられました。普通は家族のカードと２枚持っていき、１０冊程度借りたりしていました。余談ながらこの図書館は音楽CDのコーナーが充実しており、１室すべてがCDになっていました。当時の私は、片道１時間半近くを車通勤していましたので、音楽を聴きながらが多く、CDを入れるとナビのハードディスクに自動録音されたので、容量一杯の１００枚程度録音していました。このコレクションを何とか残そうとして、車を変えてもナビはそのままにしていましたが、結局ほかの機器に移すことはできませんでした。ですから図書館でも、本とCDを借りることもかなりありました。

最近はこの図書館に行くこともなくなりましたが、こういった事も一旦途切れてしまうと億劫になるものです。現在はほとんどタブレットで本を読んでいます。これはもともとはかみさんが、電車の中などで本を読むとき、単行本などの字の小さい本が見にくくなったということで購入しました。これも余談ですが、アマゾンのタブレットをネットで購入したのですが、充電器がついておらず、USBケーブルでの充電しかできませんでした。そこでパソコンのUSBにつなぎ充電したのですが、充電が終わって開いてみると、パソコンに入っていたアマゾン関係のデータがすべてタブレットに移っていました。

この機能は非常に便利で、無線ランの設定だけすると、何の登録関係の処置をしなくても使うことができました。しかしある意味かなり恐ろしいことです。住所氏名などの個人情報だけでなく、使用しているクレジットカード情報まで取り込まれてしまうというのは、やりすぎのような気がします。また前置きで終わってしまいましたが、ここでは最近読んだ本について書く予定でした。これについては次の機会に書いてみます。