ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

猫と新聞の不思議

2015-07-11 10:18:05 | 
家では居間にソファーがあるのですが、猫の寝場所と物置になっているので、くつろぐのはカーペットに座椅子を置き、和風の大きな机に向かっています。

昼間のほとんどの時間猫たちは寝ているのですが、新聞を広げるとどれかが起きて乗ってきます。いつも同じ猫が来るわけではなく、ファー以外の3匹のどれかが来ますので、これは猫共通の性質のようです。これは猫が自分をアピールしているという説(かみさん説)がありますが、どうもそれだけではないような気がします。新聞のごそごそガサガサが好きなのかというのも、カーペットの上に新聞が拡げてあっても、そこで寝るようなことはありません。甘えてすり寄ってくることはありますが、新聞の時のようにごろっと横になったり、腹を出して(家ではへそ天と言っています)寝ることはほとんどありません。

特に新聞2ページを広げても、必ず読んでいる方のページに乗ってきます。どうも私の視線の先に横になっているような気がします。これはかみさんが仕事のために机に向かうと、コブンが多いのですが、必ず猫が行って書類を出すのを待ってその上に寝るのと同じなのかもしれません。先日古い新聞を持ってきてまず広げ、そこに猫が乗ってから読みたい新聞を広げましたが、すぐに読んでいるうえに移ってきました。また寝ているうえに新聞を載せ、次のページを読んでいるとしっかり出てきて乗りなおします。どうしても邪魔をしているとしか思えませんが、本を読んでいるときはあまり来ませんので、やはり新聞が特別なのかもしれません。

もう一つ猫の不思議は、外の草を取ってきたときです。今はちょうど猫じゃらしになる草(名前はわかりません)が出始めており、それを食べるのをすべての猫が大好きです。庭に出たときかみさんがそれの新芽を取ってくるのですが、4匹並んで玄関で待っています。中に入って手分けして与えるのですが、2階にいて出遅れたときでもすぐにやってきます。少しは草の匂いがするかもしれませんが、なぜ猫はわかるのか、かみさんが庭でその草を抜いているのを見ているわけではないのに、すぐに集まってきます。

この草の葉を食べるのもうまい下手があります。草を口に入れ、奥歯で茎の付け根をかみきり食べるのですが、若いファーは非常にうまく、キジタローはうまくかみ切れず、いつまでも噛んでいます。この草の葉がなんで好きなのかよくわかりませんが、何かの役に立っているのかもしれません。
猫語がわかればかなり面白い話が書けるくらい、不思議なことはたくさんあるものです。