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外気を遮断する機能(気密性)が高い桐箱・桐箪笥の内部には、
木材固有の恒湿作用がはたらき、内部の湿度が一定に保たれます。
これは木材が湿度変化に対応し、湿気を吸放出することで湿度の高低を緩和する能力ですが、
この恒湿作用は軟らかくて比重の軽い材ほど高い(つまり桐が1番)ことが証明されています。
また、保存科学によれば、
ものの保存には湿度が一定に保たれることが必要であるといわれています。
皆さん、あんまりご存じじゃないかもしれませんが、
家庭用などの小型金庫の内側に桐が使われてることが多々あります。
これは金庫内の湿度を一定に保つことにより、
内容物(書類など)の傷みを最小限にとどめるためなんです。