SIDEWALK TALK

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アンジェリーナ

2005-09-03 09:00:00 | 佐野元春
angelina_jolieワイフの友だちに、自らを “ロコタン” と称する、
中津在住のとある美しき酒豪の女性(にょしょう)がおわします。

そのロコタンから、
「汝の好きな J-POP アーティストの佐野元春と浜田省吾のコンピレーション・アルバムを作成してたもれ」
との依頼(命令?)がありました。
ソッコーで作成したんですが、
楽曲の解説がないとオモシロくないといわれ、ライナーノーツをつくるハメに。
そのライナーノーツを時たま、このブログで紹介(孫引き?)していきます。

第1弾は、「アンジェリーナ」。
言わずとしれた佐野元春のデビュー・シングル。
デビュー当時は、僕は佐野さんの存在を知りませんでした。
  
この楽曲をはじめて耳にしたとき、
それまで甲斐バンドやアリス、オフコース、長渕剛、松山千春…etc を聴いていた僕にとって、
「シャンデリアの街で眠れずに、トランジスタ・ラジオでブガルー」
というリリックは衝撃でした。
でも、何のこっちゃ、まったく理解できなかったですけどね。

写真は、テキトーな画像がなかったんで、むりやりにアンジェリーナ・ジョリー
『トゥームレイダー』と『60セカンズ』、『ブロンド・ライフ』くらいしか観たことないですけど…。
あっ、『スカイキャプテン』にもでてましたね。





アンジェリーナ -Angelina-
アルバム『 BACK TO THE STREET 』収録(1980年4月発売)

1980年の春、ひとりの若者の叫び声が、
ぬるま湯のなかで惰眠を貪っていたニューミュージック・シーンの静寂を切り裂いた。
ボブ・ディランの歌唱法をフルスロットルで加速化したようなヴォーカル・スタイル、
ラディカルなパンク・ロックよりもさらに性急なビート、
若い都市生活者のライフ・スタイルをモチーフにした歌詞、
ユニークな言語感覚など、
さまざまな表現のフィールドにおける彼の斬新なアプローチは
奇妙な鎖国状態に陥っていた“日本語の ROCK ”にリアルなロックンロールのダイナミズムを持ちこんだ。