先日の続きで、6月中旬に登った大雪山の報告です。
黒岳石室には9時10分着。山頂から30分程でした。まだ、周りは雪の山。
まだ、早いのでお鉢巡りにむかいました。赤石川の渡渉の関係で少し迷いましたが、反時計回りで北鎮岳に向かいました。
雲の平は雪だらけ。
赤石川方面も雪だらけなので、渡渉は問題ないと思って、先に進みました。
風衝地では岩にへばりつくように高山植物が頑張ってました。
ミネズオウ。もう咲いているんですね。
コメバツガザクラ。
高山植物の葉の色。
モザイクアートのようです。
イワウメと思われますが、場所によって色が違う。
こっちは真っ赤。個体の寒さに対する耐性の違いでしょうか?
それとも、風当たりかな?
お鉢平の稜線に上がる急な雪渓にたどり着き、ゆっくり着実に登りました。
登りきるとお鉢平がドーンと広がりました。
風が強かったので、イロイロな雲が稜線から湧き上がってました。
登山道は所々雪が切れていましたが、北鎮中腹から見ると黒岳からずっと雪が続いてました。
雪が無い所は風がかなり強かったです。
旭岳方面も見えてきました。
10時45分に北鎮岳到着。
頂上付近はあまり風が無かったので、ひと休み。
左にある山座同定盤は文字が擦り切れて読めなくなってました。
二十数年前は、これを見て利尻山を同定した記憶があり、時の流れを感じました。
そういえば、山頂標識も当時はまだ新しかったですね。
ギリギリ予定時間内だったので、先を進みました(つづく)。