(美幌峠の続きです)
美幌峠を下りた後は屈斜路湖の和琴半島に行きました。
職場の人に教えてもらった「無料の温泉」に入るためです。
しかし、私がいきなり道を間違えて、半島を一周する
ことになってしまいました。
まだ、湖の大半は凍ってますが、湖岸の近くはとけ始めて
いて、氷の動きに合わせて「ジャラジャラ・・・」と不思議
な音がしていました。
一周は2kmほど、快適な針葉樹の道を歩きました。
大きなイチイの木。
数本の幹が立ち上がるカツラの木。
道端にはエンレイソウの芽吹きも見られました。
しかし、道は登り坂になり・・・
なにやら、雪と崖のミックスの険しい道にかわりました。
多少、かみさんからの苦情も・・・
娘達はスパッツ無しの登山靴。雪が入ったりして。
しかし、それを上回るほどの景観。底から温泉が湧いてい
るために、こんな色になるようです。
ここに来て、再び積丹ブルーに逢うとは。
地熱が高い場所では虫の声も聴こえました。
白いのは御神渡りの跡のようです。
登りきった後にある階段を下った展望台の下にも温泉が
湧いているようで、湯気が上がっていました。
父の一声と、道迷いで家族には迷惑をかけましたが、この
後は難所も無く目的の温泉へ。
つづく・・・