内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

反省の一日 ― 「急いては事を仕損じる」の巻

2020-03-26 21:42:23 | 講義の余白から

 今日は近現代文学の講義の録音をして正午過ぎにサイトにアップした。ほんとうに時間ぎりぎりだった。もう時間割を守る必要はないから、少しぐらい遅れたってどうってことはないのだが、こちらが時間にいい加減になれば、当然学生たちの方でもそうなってしまう。それは好ましくないと思って、時間割上の開始時間にはアップしようとスライドを準備していたが、準備に思った以上に時間がかかってしまった。
 駄目ですね、慌てると。言い間違いは多くなるし、言葉に詰まってしまうし。ひどい出来だった。ほんとうにゴメンナサイ。
 プロレタリア文学と新感覚派が今日のテーマだった。二部に分けて、前半は教科書に則った説明。こっちはまあ一応大過なくとは言えるかもしれないけれど、全然気が入らなかった。正直、今こんなことしゃべっている場合かよっていう思いが頭をよぎりながらだったから、明らかに集中力に欠けていした。
 話しながら、準備したパワーポイントのミスにも気づいた。教室だったら、「あっ、ここ間違っています。訂正してください」って言えば、一応その場で片が付くが、事前録音の授業だとそのお粗末さが記録に残ってしまう。
 後半も駄目だった。小林多喜二『蟹工船』、横光利一『日輪』『蠅』『機械』『旅愁』、川端康成『伊豆の踊子』『雪国』からの抜粋を朗読したのだけれど、噛んでばかり。本文のタイプミスも少なからずあった。作家にも作品にも申し訳ないし、学生たちにも申し訳ない。
 そんなこんなで反省の一日でした。