内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

新学期開始迫る

2021-08-24 22:59:55 | 雑感

 今朝も4時半から5時半までジョギング。ちょうど10キロ走る。日の出がもう6時半過ぎまで遅くなっているので、まだ暗いうちに走り終えることになる。街灯が明るい通りを選んで走っており、森にはここ10日あまりご無沙汰している。来月から、起床時刻はそのまま、ジョギングの出発時刻を6時に遅らせようかと思う。ジョギング出発前に1時間ばかり読書に集中するのもよし、一仕事終えるのもよし。それに、明日の第二回目接種の一週間後から衛生パスポート(ワクチンパスポート)が有効になり、プールにも行けるようになるから、4ヶ月ぶりに水泳も復活させようかとも思っている。しかし、夏休みの間にジョギングがすっかり習慣化してしまって、水泳を以前のように日課にしようとはあまり思わなくなってしまっている自分に気づいて少し驚いている。
 新学期開始を一週間後に控えて、フランスでも学校での感染拡大予防策についてあれこれ話題にされている。大学の授業は原則すべて対面である。教室定員まで受け入れ可。衛生パスポートは不必要。建物内でのマスク着用は、接種の有無にかかわらず、義務。小中高での対策及び細則については詳しく知らない。新聞の記事を走り読みしただけでは、生徒のワクチン接種に関するルールがよくわからなかった。と思っていたら、教員組合や家庭からも、曖昧だと批判が出ているとの記事も二三日前に見かけた。
 九月からの日本への留学を予定していた学生たちとっては今年もまた気の毒な知らせが日本の受け入れ大学から次々に届いている。現在の感染状況からして、大半の大学は九月からの受け入れをキャンセルすることになるだろう。そもそも長期滞在ヴィザが発給されないのだからどうにもならない。「遠隔留学」プログラムを用意している大学もあり、昨年度に比べればその数も増えてはいるが、それでも少数派で、大半はプログラム中止を通達してくるだけである。いったいいつになったらまた日本に特別な規制なしに入国できるようになるのか、いまだ見当もつかない。