内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ワクチン第一回接種翌日の状態報告 ― ジョギング二時間、まったく問題なし

2021-08-05 19:16:59 | 雑感

 今朝4時起床。覚醒時、前日のワクチン接種部位である左上腕部に、腕を前方あるいは上方に動かすと、痛みというより、いくらかのしこりを感じる。でも、昨晩の状態と比べて、ほとんど変化がない。というわけで、5時半にジョギングに出発。
 走りはじめてすぐ、ほんのわずかだが、接種前より体が重く感じられる。しかし、同様な日毎の変化はワクチン接種以前にもあったから、ワクチン接種のせいだとは断定できない。とはいえ、万が一の突発的な体調不良の発生の可能性を考慮し、最初の10分間は自宅を中心とした半径数百メートル内をトロトロ走りながら様子を見る。特に問題はなさそうだ。
 そこで、マルヌ・ライン運河沿いの遊歩道を北西に向かって走り続ける。途中、これまでにない苦しさを感じれば、いつでも運河から東南方向に転じて最短距離で自宅に戻ることができるようにこのコースを選んだ。1時間近く走ったところで、朝日が草原上の雲間に昇るのが右手に見える。眩しい。美しい。もっと先まで走りたくなる。
 運河沿いに10キロ走ったところで折り返す。走り始めより体が軽い。ジョギング程度の腕の振りではまったく痛みはない。折返し地点からシュバルツシルトの山稜が見渡せる。これ、想定外。金色の雄大な風景にちょっと涙が出そうになる。結局、二時間走り続けた。19キロ走破。
 今、夕食後にこの記事を書いている。現時点でワクチン接種から約32時間余り経過。接種部位のしこりはほぼ消失。今日もお気に入りの赤ワインをボトル一本夕食時に空けてしまった。でも、まったく異常なし。ひょっとして赤ワインにワクチン副反応抑制効果があったりして? まあ、それはないだろうけど。
 明朝、いつものように目覚めることができたなら、夜明け前後、走る。