内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

日曜日夕刻、第一草稿一応仕上がる

2021-08-22 18:18:36 | 雑感

 昨晩、深夜零時過ぎ、激しい雷雨で目を覚ます。この夏は、このような夜半の雷雨が目立って多い。明朝のジョギングは無理かなとうつらうつらと思いながらまた眠りにつく。
 午前4時起床。寝室窓前の樹々の葉から地面に滴り落ちる雨滴の音がする。窓を開け、まだ暗い空を見上げる。雨は上がっている。ジョギングを休む理由はなくなった。ただ、まだ雨が上がって間がないようだ。少しでも凹凸があれば舗装路でもまだ水たまりが残っているだろう。一年ほどまえに購入し、すでにややくたびれたジョギングシューズを履く。これなら濡れても汚れても惜しくない。最初の30分はウォーキングで3キロ。そしてジョギング45分で7キロ。
 帰宅してすぐにウエアの手洗い。そして湯船に1時間余り浸かりながら、タブレットで読書(清水克行『喧嘩両成敗の誕生』講談社選書メチエ 2006年)したり、事典の原稿に最終的に盛り込む内容を思案したりする。
 9時から1時間、修士の学生とZOOMで日本語読みのお稽古。
 午前中の残り2時間、原稿執筆。制限字数を1割以上超えたところで一旦筆を置く。
 昼食後、小1時間ほど午睡。
 午後3時、執筆再開。空が暗い。また雨が降りはじめた。雨滴に打たれる樹々の葉の震え方で雨脚の強さがわかる。まだ原稿に盛り込みたい諸事項それぞれを一文の命題の形にして列挙する。それらをテーマごとにいくつかのグループに分け、それぞれのグループを一段落とし、その段落を読んだだけで命題相互の関係がわかるように理由の順序にしたがって命題を並べ直し、必要に応じて接続詞を補う。制限字数3割オーバー。もちろんまだ草稿の域を出ない。明日から締め切りの今月末まで推敲を繰り返す。
 かくして第一草稿が一応仕上り、ほっとしたところで窓外に目をやる。雨が上がり、青空が広がっている。