赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

黄龍を籠に乗って 6

2005年09月29日 08時20分56秒 | インポート
●世界遺産九寨溝・黄龍への旅 6
黄龍をお籠に乗って!

国家級風景名勝区 黄龍は入山料が150元(2250円)必要だ。
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ガイドの厳さんがハイキングの結論をこのように切り出した。
山の天気を考えて、籠を使ってもらうこの時間帯からだと往復
利用が求められる・・・・とのことだ。
時間をかけてでものんびり歩いて登ろうとスケジュールされていたが
仕方のないことかなと団長は承諾する。
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定価は往復440元(6600)だが、同行の12台分を確保するために11000円支払うことにする。
山から降りてくる籠の奪い合いみたいだ。今は完全な売り手市場のようである。
多く支払う方に廻してしまう。台湾人は15000円でも支払うようだ。
我々の番になったとき、ガイドの厳さんがまた説明に来た。

何かと思ったら「この地区の自治区長」が来たそうで、2~3台取られてしまったという
これも中国の賄賂・権力社会のなせる業だ。

小1時間待って登りだした。
2人で1人を担ぐのだから大変な重労働だ!
軽い方が楽に決まっているから女性や小柄の人が歓迎される。
反対に重い人は敬遠されるし乗り具合も気兼ねして悪そうだ。
95kg以上の方は重量オーバーで乗れないそうだ。

さあ~ 出発だ!
狭い階段、木道を巧みに登っていく、前を行く歩行者には、何と言っているのか
良くわからないが・・・・
オイ!とか オオ!と声をかけて道を明けさせて急いで登っていく。

竹竿で支えられた籠の乗り心地は悪くない、
フワフワしなって重さを和らげているのかな?

でも僕は殿様でもないし・・・
担ぎ手は汗びっしょりで、だんだん吐息が荒くなってくるのが
聞こえてきて気の毒になってくる。
1箇所目の景勝地で降りて見学する。
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おお~ ワンダフル!
なんという景色だ!
暫し感嘆の言葉しかない。