秋からの草むらで引っ付きムシの代表格がこのコセンダングサである。
夏の終わりごろ貧相な、目立たない小さな黄色い花を咲かせて、種が出来る。
その種が3本の錨のような刺状の種である。
草の中を歩くと一杯くっ付いてきて取るのが大変だ。
払ったぐらいでは落ちない、一本一本抜くように取り払わなければならない。
タンポポの種子が風に運ばれて飛んでいくように、コセンダングサの種子は動物に
くっ付いて子孫を広範囲に繁殖させるための知恵であろうね。
今まさに草むらでこの光景が繰り広げられている最中である。
くっ付きムシ3兄は、オオオナモミ・コセンダングサ・そしてイノコズチである。
イノコズチはまた紹介します。
昨日までの秋霖と打って変わって気持ちのよい秋晴れだった。
でも天はあまり高くないし、これでは、馬も肥えないね。