赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

蚊遣り豚とは?

2006年05月23日 16時26分37秒 | 生き物ばんざい
● 蚊遣り・・・て知りませんでした。

あの 蚊取り線香を焚くブタの容器が・・・蚊遣り豚・・・だということを、今日初めて知りました。
みなさんご存知でした? 僕は
蚊遣りと言う言葉自体初めて知りました。
蚊遣りとは、
蚊取り線香がなかった江戸時代のころ、蚊を追い払うために(追い遣るために)
草木の葉や木くずなどをいぶしたり、香をたいたりすることだったのですね。
ブタちゃん容器は、小さい時から何気なく使っていたが、
親も周囲も蚊遣り・・・なんって言葉は一度も使ってなかったと思います。
今日は新鮮な気持ちで頭に収めました。
最近の蚊遣りは豚が大勢を占めているもののふくろうやかえるなどがインテリアとして
夏の風物をかもしだしていますね。

こんな書物まであるのですね。
a0cda3cd.jpg
928347b4.jpg






『蚊遣り豚の謎―近代日本殺虫史孝―』町田忍著 新潮社 

 その1:常滑特産の土管進化説
 蚊取り線香が大量生産されるようなって、養豚場でも使われるようになりました。常滑の養豚場では、そこら辺に転がっている土管に藁を入れて、その上に線香を置いて使っていました。そのうちに煙をすこしずつ出す工夫を近所の焼物業者がしていくうちに、今のかたちになったというもの。
 蚊遣り豚の生産地は大正―昭和は常滑がいちばん生産していた。なお、現在の生産地は四日市市の万古焼

その2:江戸時代からあったとの説
 蚊いぶしという道具として土焼きの豚が、浅草郊外でつくられていた。蚊取り線香が作られる前は、蚊いぶしに麦わらや青草を中に入れ、火をつけて、煙をもうもうと出して蚊を追いはらっていた。明治に蚊取り線香が発明され大量生産されるようになると、大正以降、四日市や常滑で大量生産が始まり、全国で売られるようになった。