赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

1.初めての経験! 歌舞伎を見る

2009年06月03日 07時39分39秒 | こころの日記
1.初めての経験! 歌舞伎を見る

2009.5.28(木)
歌舞伎を見てきた。
画像

東京の歌舞伎座で見たのではなく、中日劇場でスーパー歌舞伎を見たのです。

東海道中膝栗毛という演目で、今日が千秋楽の公演のようです。
開演30分前に劇場に到着し、ロビー風物をカメラに納める。

画像

続々と入場者が集まってくるが殆ど女性客だ。
歌舞伎なんて年配者ばかりかと思っていたが結構若い女性?グループが多い。

ピッタリ11:00に幕が開いた。

お江戸日本橋が舞台の真ん中にドンと現れた。淡い配色で美しい舞台風景だ。橋の袂には市川猿之助の屋号 澤瀉屋の建物が見える。

太鼓橋の日本橋を、舞台の奥のほうから観客側に登場人物が歩いて現れると、館内から拍手拍手で迎えられる。登場ごとに・・・・・
チョットした動作にも拍車が鳴り響く、五月蝿いなあ~と思ったがこれがマナーなんでしょうか?

市川右近、段治郎の弥次さん喜多さんの登場では拍手も頂点に達した。

あらすじは、十返舎 一九の膝栗毛の世界を借りてスリにであったり、鞠子ではトロロで滑ったり転んだり、鈴鹿では幽霊騒動など珍道中を演じたものだ。
現代語で、今の世相の話題、新型インフルエンザなどを織り込んだり、なぞなぞみたいなギャグ・・・
ネズミが6匹しています(夢中になっている)・・・とか言って笑わせる。

黒い犬の尾・・・・面白くない(尾も白くない)

・・・・・・・などを観客に投げかけたり、観客の中に頻繁に入り込んで話しかけたり、はたまた席に座り込んでしまう。
疲れたといってドリンクを飲む!
すかさず最前列の観客から右近ドリンクが差し出される。(サクラかな? やらせかな?)と思う。
右近ドリンクというものが発売されているらしい。

これが歌舞伎か?
これがスーパー歌舞伎かと怪訝に思ったが・・・
伝統歌舞伎から一歩も二歩も踏み出そうとしているのだから当たり前なんでしょうね。
観客は結構乗っているし。
楽しければそれで良い

1時間ほどして幕が下ろされた。45分ほどの休憩時間らしい。

*スーパー歌舞伎とは
市川 猿之助(いちかわ えんのすけ)さんが1986年衣裳、美術、舞台技術、照明、音楽などスタッフにも新しい人材を得て、新橋演舞場で第一作の幕を明けた。古典と現代芸術、そして東西文化融合を目指した新ジャンルの演劇