6.南アルプスあぷとラインで
南アルプスあぷとラインは、奥大井の渓谷を、20km~最高30kmのゆっくりと走る鉄道で、
水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設されたものです。
乗車前に駅員さんにどちら側がよりよい景観でしょうか?と聞いてから先頭車両の
右側の席に座りました。
千頭駅を出るや否や大井川の溪谷を縫うように進みます、カーブではレールが
キーキーと軋みます。トンネルも狭く手掘り風の所も見られます。
大きな吊り橋、両国吊り橋145mが見えてきました。
そして列車は吊り橋の下をくぐります。
車窓かrはよく手入れされた新緑の茶畑が広がる風景や
大井川の水色に眼を奪われます。
続いて渓谷に架かる赤いアーチ橋を車窓から見ながらいよいよ
あぷといちしろ駅に到着です。
この駅で、
歯形のレールを噛みあわせて急な勾配を登るアプト式機関車を最後日に接続します。
下車して見学に行く、女性の車掌さんの誘導で
あっという間にドッキングしました。
運転手さんも変りました。
特別な操作、免許などが必要なんでしょうかね?