5月7日 木曜日
昨夜から、半眠/半覚の間をうろうろとしていた。
寝るのでもなく、起きているのでもない状態。
6:30~ 目覚まし時計・ケイタイのアラーム・・・様々な目覚まし音に、「わかっているよ・・・・・」と心中つぶやきながら、結局は7:40という際(きわ)に起き、容赦ない身支度・準備に追われる。
うつろでダウナーな精神。
お茶1杯に、薬にビタミン剤を飲み込む。
パソコンで、1曲。ブライアン・イーノの「シグナルズ」をかける。
かぼそく・消え入りそうな、音の流れ。
家を出ると、雨は降っていなかった。
が、薄暗いので傘を持って出る。
今にも降り出しそうな、泣き出しそうな天空。
駅に向かうのに逆行して歩く、会社員の波が、だるくだるく虚しく映る。
その「邪」のオーラを受けないように、彼らを見ないようにしながら、道の左側の端を、ふらふらしながら歩いていく。
何とか駅に8:03に着くが、また、どこかで飛び込み自殺あったようで、本当にその影響だか?単にだらしないだけなのか?、今朝も東武線は遅れてホームに入って来る。
東武線がだらしないのは、30年前から本質的に変わっていないが。
電車が遅延して、滞留したお陰で、ホームに人があふれている。
来た電車の中に入るも、そこそこ一杯になり、熱気で暑い。
5月にもなったせいか、湿気が多い湿っぽさ。
1つ席が空いたが、気取っているうち、おやぢに座られてしまった。
仕方なく窓の流れるままにぼうぜんとしながら終点の浅草へ向かう。
駅では、放送で「今日も遅れてすみません」と言っているが、毎日毎日そういう放送ばかりで、もう好い加減にせいやと思う。
***
浅草から銀座線では座れたが、上野駅を上がると、事故の影響か上野駅は逆行する人軍団が立ちはだかる。
ぶち当たりながら日比谷線の方へ人の波を切って歩く。
日比谷線もそこそこの混みだが、言う程の事は無い。
さあ、また憂鬱な1日が始まった・・・・。
***
結局、やろうと思っていた仕事も出来ぬまま、雑用に追われて、あっという間に、22:00を過ぎてしまう。
22:30小雨の中、退社。
休みにマッサージ店には行ったものの、やはり一時的な気持ち良さに過ぎない訳である。
今回の首凝り・肩凝りは、すぐに戻ってしまう頑固さだ。
頭痛にまで発展するので、鎮痛剤を飲んだりもしているが、胃が荒れるので、そうもたくさん飲めない。
茅場町から電車に乗って座れたのはラッキーだったが、首凝り・肩凝りはひどく痛んでつらいので、自分の手で揉むことにした。
そうしているうち、あっという間に、上野駅に着く。
塗り薬でも買いたいが、もう店は開いていない。
長いこと肩凝り持ちをしているが、ここまでひどく痛むのはかなり久しぶりの事のような気がする。
23:30帰宅す。
帰ると、いなり寿司+コロッケ+大根の煮物+ビールをやる。
押入れをがさごそ。
あった、あった。ピップエレキバン。
首の付け根を中心に、6箇所に貼ってみる。
運動不足で机にパソコンの生活が原因であるのは言うまでもないことだが、しばらくは止めようもないのである。
ストレッチをすると、止まっていた血が流れ出し、温かくなるのがわかる。
ブライアン・イーノのアルバム「アポロ」の曲を立て続けに流して、空中遊泳気分で、寝る体勢に入る。
1:10消灯。