かつて自分も展示会担当者だったが、自分のがさつな出来よりもっと低コスト&関わる苦労も上&ハイクオリティーな展示会を終えた1担当者(!)の慰労会を、上司と3人で、急遽今夜やった。
たった1人で大舞台のプレッシャーと闘い、地道な作業の果てに、みんなが喜んで入ってくれるブースとなった事に敬意を持つ、と共にほっとして肩を叩きたくなったというのが正直な感想。
成果主義等と言ふ偉さうな・何処かの国の「輸入語」を多用するのは、老齢の為政者だからで、余裕かまして「人生、1上がりっ!」野郎が使う言葉で露骨に嫌いである。
彼らは「俺がやっていた頃は…」とよく言ふが、予算枠のゼロの桁1つ違う時点で話にならず論外、さういふ自分も過去15~8年前の経験者なので論外。
今、様々な舞台に向け緊張の糸張り詰めた担当者の孤独は、多様な制約条件下、その舞台がやれた段階で8割方報われてしかるべきと、帰り道思っていた。
「十年一昔」も、今や昔の言葉なのだ。
追伸:こうして小雨混じりの寒い夜、三島由紀夫先生自決から40年目の憂国忌が終わっていく。