名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

棚田

2006年09月15日 | セカンドルーム
 山あいの棚田は、道をはさんで両側の山腹を、何十年にもわたって切り開かれてきた。
狭い田は効率が悪く、機械も使えないので、今はお年寄りが細々と昔ながらの米つくりを続けている。
貧しかった小さな村が、米への強い思いで 「耕して天に至った」が、今は跡を継ぐ人が少なくなったので、天のほうから少しずつ山へ帰っていく。
懐かしい山村の原風景が、またひとつ消えていく。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする