名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

車田

2006年09月21日 | セカンドルーム
 車田の稲刈りが終わって、はざ干しされていた。

田の中心に杭を打って、同心円上に苗を植えていく車田の歴史はかなり古いようである。

江戸時代の記録に、伊勢神宮への神供米として、下肥を使わず、清浄な水で栽培される神聖な田であると記されている。

車田は、全国的にも佐渡と、ここ高山の松之木町だけに残る、珍しい米作りの様式である。

今も作業はすべて昔ながらの手作業で、地域の人々によって受け継がれている。
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