今朝起きたら、あたりは一面の雪景色になっていた。
色も音もない風景は見慣れているが、あまりにも静か過ぎて違う世界に来たようだ。
ユキは縄張りを見回るように、鼻で雪を除けながら匂いを嗅いでいる。
今朝は動物の足跡はなかったが、雪の朝はアニマルトラッキングが楽しめる。
朝のうちに雪は止み、時々青空も顔を見せたが、すぐに灰色の雲に覆われてしまう。
きらきら光っていた枝の雪も、わずかな陽光と風に飛ばされて、午後には消えていた。
気温もプラスで降る量も少ないので、まだ根雪にはならないが、中旬以降に2~3日降り続くと春まで解けることはない。
近所の人から間伐材をいただいたので、庭の片隅に積み上げた。
久しぶりの力仕事で汗をかいたが、手足は凍える冷たさだった。
今シーズンの薪は確保してあるが、冬場は家に引き篭もることが多いので、明日からは薪割でいい汗をかけそうだ。