昨日の午後、降りしきる雪の高山を出て名古屋へ向かった。
途中のせせらぎ街道では吹雪になり、視界を遮られて道路の境界も分からない状態だった。
峠の気温はマイナス5度で、フロントガラスが凍りつきスタッドレスワイパーでも雪を払いきれない。
坂本峠を過ぎて奥美濃まで来ると、路面の雪は無くなったが、雪は降り続いていた。
郡上八幡インターあたりの雪も激しく降り、夕方のように薄暗かった。
夕暮れ時に家についたが、名古屋の空は晴れ渡っていた。
いつものことながら、160キロほどの移動で激変する天気に戸惑いながらも、雪道走行の幕開けを無事に乗り切った。
今日も飛騨地方は雪が降り続いているようだが、名古屋は朝から晴天で気持ちがいい。
外は伊吹おろしが吹いて寒いが、日向の部屋に居れば暖房も要らない。
本を読んでいても、ほんの数ページで睡魔が襲ってくる。
足元を歩き回っていたユキも、飽きれば指定席ですぐにうたた寝をしてしまう。
飼い主ともども緊張感もなく、名古屋の休日を楽しんでいる。