
もと会社OB会ウォーキングサークルの仲間19名で、堀川の源流を歩いてきた。

地下鉄黒川駅で集合し、「御用水跡街園」に入り、上流に向かってスタートした。

黒川・御用水沿いの遊歩道はよく整備され、植物名や飛来する
野鳥の名板などを見ながら、平たんな道を進んでいく。

上流に行くにしたがい水が澄み、水草が茂ってコイやカメの泳ぐ姿も見えた。

御用水は名古屋城の水を確保するため、寛文3年に庄内川の水を取り入れ、堀川とつながった。

↑僅かに残った松
かつて両岸に植えられた松並木で用水が守られていたが、戦時中の燃料確保で大半が伐採されたと言う。

それに代わって植えられた桜が、流れを覆うように育ち桜の名所になっている。
桜のシーズンには、納屋橋あたりの黒く濁った堀川の川面を、連なって下っていく
花筏を見て、御用水の桜並木に思いをはせることもある。
堀川源流の御用水は澄んでいたが、下流に行くにしたがって
黒く濁る現実を知るウォーキングでもあった。

庄内川から取水する黒川樋門にゴールし、近くの店で昼食を
取りながら、打ち上げをして散会した。