全国で公開されている「劔岳・点の記」の映画を見て来ました。
新聞によると、1日までの観客数が100万人を突破したそうで、人気度が覗えます。
原作になった、新田次郎さんの小説「劔岳・点の記」を繰り返し読み、映画の公開を楽しみにしていました。
明治39年、前人未踏と言われ恐れられていた剣岳へ地図の空白を埋めるため、厳しい自然と闘いながら、三角点の設置に測量官柴崎芳太郎一行が挑戦する…。
今のように、便利な乗り物やきちんとした登山道もない頃は、命がけの登山であっただだろうが、実際に登山を演技された俳優の皆さんやスタッフがまたすごいと思いました。
山の案内人宇治長次郎役の、香川照之さんを始めとして、浅野忠信さん、仲村トオルさん、宮崎あおいさんほか、それぞれが役に成りきっているところがさすがです。
本物にこだわったと言う、迫力のあるシーンから木村大作監督の思いが伝わってくるとても素晴らしい作品でした。200日を超える撮影は先にも後にも無いと言われ、富山が舞台となって、自慢できる映画が作られたことが嬉しく、もう一度見に行こうかと思っています。
映画の中に、白いライチョウが登場します。
前に撮った写真で、黒い羽が出て来ていますが…。
冬羽から繁殖羽へ移行中のオス (h21.5)
夏羽のメスと雛(h20.7)
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