森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

上高地へ行って来ました。

2010-07-05 | 自然観察会
3日~4日、1泊2日の某会研修会に参加させて頂き、何年ぶりかで、上高地(標高約1500m)を訪れました。
梓川の清流、美しいカラマツ林、(穂高連峰は雲に覆われていましたが)雄大な自然の風景に目を奪われます。コンデジで撮った写真が多いですがアップしました。

1日目は、ビジターセンターから明神池のコースを、ガイドさんのお話を聞きながら歩きました。植物と生き物との係り、森の楽しみ方を教えてもらいました。傘を差しながらでしたが、雨ならではの幻想的な風景が見られてよかったです。

梓川


明神橋



明神池




シャクナゲ



池に、オシドリ♂が1羽いました。エクリプスのようです。




途中の湿原から 明神岳




霧の中で、アオジが囀っていました。




木道や道の近くで、赤ちゃんを連れた猿の親子をよく見かけました。猿たちは、人に依存することなく生きています。
子ザルが、親の真似をして、笹の新葉を噛んでいます。




別の親子



40cm以上ありそうな「カワマス」を見ました。







ショウキラン 
葉緑素を持たない腐生植物だそうで、実物を見たのが初めてです。






ジョウビタキ♂ 
4日早朝、河童橋の近くで囀っていました。
ビジターセンターで聞きましたら、行き遅れたジョウビタキのようです。1羽だけで可哀想です。




2日目も、前日と同じガイドさんの案内で、大正池まで歩きました。
珍しいお話がたくさん聞かれてよかったです。




ウエストン碑







田代湿原 
枯れた水草が、池の底に積って今は湿原になっていますが、やがて乾燥化することで樹木が入り込み、やがて森へと変わって行きます。




大正池
以前から見ると、立ち枯れの木がずいぶん少なくなっています。
大正池は、大正4年の焼岳の大噴火によって、梓川が堰き止められてできた堰き止め湖です。
焼岳や梓川の土砂が流れ込むことで、今も埋まり続けているそうです。焼岳は雲に隠れていました。




大正池で、マガモ♂




マガモ♀



ホテル周辺で多く見られた「カンボク」 




宿泊した上高地アルペンホテル 


ウグイス、キセキレイを見ました。他にコマドリ、キビタキ、ミソサザイ、カラ類の囀り声など聞きました。
美味しいお食事と楽しい有意義な研修会でした。お世話になり有難うございました。


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コメント (11)
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