うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

虫が嫌いな人はスルーしてね。

2015-06-04 21:10:52 | 8号室 ガーデニング(校庭)
庭の小さな小さな生態系。


「ヒシバッタ」がいましたよ。上から見ると菱形だからヒシバッタ。ワンジャンプが自分の体長の数百倍のヒシバッタ。



ヒシバッタはオマケで・・・本題はこっち。
「相馬」っていう薔薇の蕾に、「アブラムシ」が付いてます。普通の人はここで殺虫剤を吹きかけるんですが・・・ちょっと待て。
アブラムシの側になんか生えてますね。マイクみたいな、稲穂みたいな、ネコジャラシみたいなやつ。
これ、優曇華(うどんげ)っていいまして、「クサカゲロウ」の卵なんです。なんでこんなとこに産み付けられてるのかっていうと・・・クサカゲロウの幼虫の食料はアブラムシなどの小さい虫なんです。で、アブラムシが特に好きみたい。
つまり、親は子が孵化後にエサに困らないように、エサの側に産み付けたんですね~。
こんな小さなところに生態系。何も考えずに殺虫剤をかけてたら全く気付かないぐらい小さい話です。



アブラムシが付いたら薔薇が咲かないんじゃないか・・・って?
咲きますよ。ちゃんと。
これがその「相馬」です。



今、世の中に何株残っているのか・・・品種として絶滅寸前の稀少な薔薇です。



ふふふふ、スルーしないで最後まで見た人だけが、薔薇を見れました(笑)。
そうそう、優曇華は吉兆をもたらす、っていわれています。