うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

大きくなっちゃったけど捨てたくない!それなら移植しよう!

2020-04-16 21:32:23 | 8号室 ガーデニング(校庭)
草花も樹も、大きくなると「あれ?こんなイメージじゃなかったのに・・・。」ってなること、あるよね。


さて、植栽が大きく育って「ここにあると他の生育の邪魔になっちゃうんだよなあ。」っていう場合は、抜いて捨てる方法と移植して活かす方法があります。
どっちを選ぶかは・・・まあ、場所次第って場合もあるんだけどね。
でもせっかく大きくなってくれたのに・・・っていう場合だってあるよね。
大株になるまで時間が掛るからさあ・・・。
この真ん中にあるハーブの『フェンネル』、こぼれ種で殖えたんだけど、後ろにある薔薇の陽当たりが悪くなるから邪魔なんだよね。
でも捨てちゃうにはもったいないんだよなあ。



よし、移植するか!
日光がよく当たる場所じゃなきゃ枯れちゃうので、場所選びが限定されちゃうな。
むう・・・タラノキの側に植えようか!
雑草生えてるしな。



ここに大き目の移植用の植え穴を掘ります。
直径40センチ、深さ30センチぐらい。
そう、フェンネルの移植には深さが不可欠なんですよ。
フェンネルは直根なので、根が下に向かって真っすぐ伸びます。
移植の難易度は高いのだ。



さあ、移植開始だ。
移植は短期決戦が成功率が高いぞ!
主要な根があるような場所を避けて、できるだけ深くスコップを挿し込みます。
草体の周囲に円を描くようにスコップを挿し込んでおいて、掘り起こしやすくしておきます。



周囲の植栽に気を付けながら掘り起こします。
直根を折らないように!
これが成功率に大きくかかわります!
スコップの右の方に直根が見えますね。
それと、極力、根から土を落とさないこと。
周囲の土ごと移植します。



掘り起こした株をスコップから落とさないように支えながら、さっき掘った植え穴まで移動します。
このまま移動するのが大切!



植え穴に土ごとゴッソリ植え付けます。
直根を折らないように!



株の周囲をしっかりと押し固めて、周囲に土手を作ります。
さっきまで地上部だった部分を埋めないように、なるべく水平に。



タップリと水をあげます。
ジョウロで1杯分ぐらいね。
30分おきに3回ぐらいあげると成功率が大幅アップします!
植え付けてしばらくすると葉っぱがしんなりしちゃうことがありますが・・・諦めないでどんどん水をあげて!
半日~1日で復活しますよ!



フェンネルに限らず、翌日は雨、っていう日に移植するとさらに成功率が高いのだ。
あれをどうしようかな・・・って迷っていたら移植にチャレンジしてみるのもいいかも☆
ただ抜き捨てるより、きっといいと思います!

【こっそり裏話】
移植する場所を探して、うさぎ学園の校庭をウロウロすること30分・・・移植よりも時間が掛ったよ(-_-;)