『水族館探検ツアー』はいよいよ後編☆
ツアーの前にあった注意事項・・・「足元注意」。
まあ、そういうことだね。
あれ?網が使われたばかりだな・・・。
現在11:30。
8:00ぐらいに出勤して水槽内を清掃してるそうですよ!
清掃の時にはこのウェーダーを着用してるそうです。
釣りや漁でも使うやつね。
こんな感じで、水を抜いた水槽に入って内側を拭いたりね。
淡水は苔が発生しやすいからなあ。
これ・・・以前紹介した『ソウギョ』や『アオウオ』が展示されてる水槽をバックヤードから見た状態です♪
そうそう、中身はこれね。
白っぽいのがソウギョで黒っぽいのがアオウオ。
この魚たちに凄い能力があったんだ!!
あ、底に小さな白いものが落ちてるの、覚えておいてね!
水槽の底に落ちてた白いの・・・ソウギョとアオウオの歯です。
咽頭歯(いんとうし)といいまして、喉の手前に歯があるんですよ。
この咽頭歯の破壊力がとんでもない!!
ソウギョとアオウオは草食魚。
マコモなどの硬い植物も食べちゃいます。
この硬い植物を咽頭歯ですり潰して粉砕して飲み込みます。
その破壊力・・・硬貨を曲げるほどなのだ!!
説明してくれているスタッフも楽しそう♬
ひしゃげた1円硬貨・10円硬貨と咽頭歯。
咽頭歯は生え変わるそうですよ。
ああ・・・だから水槽の底に落ちてるんだね。
バックヤードにはたくさんの水槽が並んでいます。
その水槽には・・・。
インドネシアやオーストラリア、ニューギニアなどに分布する『スッポンモドキ』がいた。
昔は熱帯魚店で10センチぐらいの幼体が販売されていたんですが、乱獲によって個体数が減ったために捕獲・取引は禁止になりました。
これが成長すると甲長60センチぐらいになるんだよ。
更に成長すると80センチを超えることも。
顎の力が強いカメで、飼育中に指をもぎ取られた飼い主もいます。
これは『スッポン』。
ちょっと小さめ。
これぐらいなら可愛いんだけどなあ。
熱帯魚もいましたよ。
これは『フラワーホーン』。
『フラミンゴシクリッド』と『トリマクラートゥス』を交配して作出された品種です。
額のコブは成長するとこんなふうに盛り上がってきます。
人気の高い熱帯魚ですよ。
これは『ガラ・ルファ』。
見たことある人も・・・いや、“体験”したことがある人もいるんじゃないかな?
温泉郷などでよく見掛けるんですが、足湯のようなところに足を入れるとつついて来る魚がいる・・・ってのありますよね。
アレがこのガラルファ。
人の角質をつついて食べるんですね。
ガラ・ルファはドクターフィッシュとも呼ばれています。
トルコやイラン等、西アジア原産の魚で、温泉が湧き出る場所に生息しています。
そのため、37℃っていう高水温にも耐えられます!
埼玉水族館では繁殖させてるんですね~。
大きいのが繁殖に使われる個体で、上で隔離されてるのがその子供たちです。
この水槽、ちょっと楽しかった♪
水槽の中にいるのはこの『ブルーギル』。
ブラックバスと一緒に日本に入ってきた外来魚で、特定外来生物に指定されています。
まあ、とにかく増えまくる魚で、小さいくせに魚食魚。
好物は他の魚の卵・・・っていう厄介なヤツら。
エサやり体験が出来ましたよ。
エサは『クリル』。
乾燥したエビです。
熱帯魚用のエサとして市販されています。
スタッフから1個だけクリルを貰って、水槽にポイッって♬
すると水面に集まってくる!!
バシャバシャバシャ・・・って!
かなり貪欲です。
まあ・・・普段釣り慣れてるから感動はイマイチだったけど、体験としてはとっても楽しいね♬
ここ、埼玉水族館ではこういうエサを与えてるんだね。
熱帯魚店で市販されてるやつ♪
こういうのを知ることができるのが、バックヤードツアーの楽しいところだね♬
次回、あのキャビアで有名なチョウザメ!!
お楽しみに!!