え?庭に虫がいるのって、普通でしょ?
うさぎ学園の校庭には虫がいっぱいいるよ。
種から育てたハスを植えたビオトープを造ってから、トンボの種類も数も増えました。
『シオヤトンボ』のメスがハーブの一種『セルフヒール』の枯れた花穂にとまってました。
後ろに咲いてる薄~いピンクの花は『タデ』です。
これからピンクが濃くなります。
あ、タデもハーブだよ。
草むしりをちょっとサボってさ、うさぎ学園の校庭の一部にほんのちょっとイネ科の雑草を残してるんだ。
そうすると、そのイネ科の雑草を食草にするバッタたちがやって来る!
これ、『トノサマバッタ』です。
え?トノサマバッタって緑色じゃないの?
これね褐色個体っていうやつで保護色なんですよ。
地肌が多い場所だと、こんなヤツが発生します。
今年はこのバッタの数が多い!
日本最大のバッタ『ショウリョウバッタ』。
あ、後ろのは『ハッカ』の花です。
大型なのはメス。
オスは小さいですよ。
子供の頃はコイツを捕まえるとヒーローだったなあ。
だってほら、手のひらに乗せてこの大きさだもの。
柑橘『不知火』の葉の上にたまたま乗ったので、こんな感じに撮れました。
除草剤や殺虫剤を撒いちゃうと、バッタは見られなくなっちゃうぞ。
『クヌギ』の葉にセミの抜け殻があったよ。
さあ、どんなセミの抜け殻かな~?
そうそう、農薬を使うと土が汚染されて、セミはいなくなっちゃいます。
生き物が自然に生きられない土って・・・自分の庭がそうなったら嫌だなあ。
ほら、『ケヤキ』の幹・・・あそこにいるよ!
『アブラゼミ』の抜け殻でした☆
幼虫は早朝に土の中から這い出して、明るくなる直前ぐらいに羽化を終了します。
で、日光で翅を乾かしてから飛ぶ・・・と。
地上に出てきて1週間で死ぬなんて可哀想・・・っていう意見もあるけどね、そうかあ?
地中生活が基本なだけですよ。
7~8年も生きてるんだからね。
そんな長寿な虫って、そうはいないんだぞ。
子供の頃捕まえたセミは、私よりも年上でしたよ。
虫って、結構面白いんですよ。
ま、ダメな人はホントにダメだけどさ。