「夏は白花」シリーズが続きます。今回はアジサイ科アジサイ属の落葉低木のノリウツギです。名前の由来は枝の内皮から出る粘液を和紙を漉くときの糊剤に使ったからなのだそうです・・・この仲間の分類は以前はユキノシタ科アジサイ属だったのですがユキノシタ科の木本類をアジサイ科に独立させたのですね。
6月下旬から9月まで長い花期を持っていて円錐花序を出して両性花をたくさん着け、その中に数本の白い装飾花が目立つ花を咲かせます。
「夏は白花」と言っているのに道脇の圃場に植わっていたノリウツギは蕾がピンクでした。花の時期にはハナムグリなどの訪花性昆虫がたくさん集まっていました。
園芸品種なのかな? 検索したら「ピンク○○○」と言う品種名が幾つか出てきましたが園芸品種名は分かりません・・・
蕾が堅いうちは白く、両性花が開き始めるころの赤味を帯び、両性花(花弁5枚、雄しべ10本、花柱3個)が咲くと萼片が花弁状に発達した装飾花も赤味を帯びてくるのですね。
【碓氷川情報】
今朝は雨、気温20℃・・・予報では午前中は強く降るようで最高気温も23~24℃のようです。碓氷川は今のところ平水よりも5cm高程度で水色も良いのですが天気が悪そうですね。
そして明日・明後日は南甘で大会の連荘だけど天気と川の様子が心配です。
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