カエデ類の冬芽と葉痕は「頂芽が無く枝先に仮頂芽が2個付くタイプ」と「頂芽があって頂生側芽が伴うタイプ」の二つに大きく分けられます。そして冬芽を覆う芽鱗の数や毛の有無なども区別点となります。
ミツデカエデは名前のとおり3枚の葉がでるカエデで、冬芽は後者(頂芽+頂生側芽)のタイプで長卵形の頂生側芽を伴った卵形の頂芽があり毛が密生しています。芽鱗は2対で外側の1対が見えています。
おなじ3出葉のメグスリノキ(↓)も頂生側芽を伴った頂芽を持っているのですが大きな違いは芽鱗の数が7~10対とたくさんあることです・・・
ミツデカエデの葉痕はやや盛り上がった三日月形で小さく、維管束痕は細かくたくさんありそうです・・・
側芽は頂芽よりも小さいですね・・・
側芽から短枝が発生しやすく芽鱗痕にも毛が密生しています・・・
(冬芽と葉痕:207種類目)
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「冬芽の詩」
「ちゃくちせいこう」
ぼくは とびばこをとんだあと
うまく ちゃくちできるんだよ
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※ 「冬芽の詩」は某小学校の子供さんたちが私の冬芽の写真を見て書いてくれたものです。
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