ヤシャブシはカバノキ科ハンノキ属の落葉小高木で崩壊地などにいち早く侵入する先駆植物です。熟した果穂の凸凹で荒々しい様子が夜叉の様だからとか、果穂を染料として使うので「ヤシホ(八塩)+フシ(五倍子)」が転化してヤシャブシになったとか言われています。(↑↓は雄花穂です)
樹皮も荒々しいですね・・・樹皮も夜叉のように荒々しいのでそこからの由来説もありますが、夜叉は森に棲む神様で水を守り人間に恩恵をもたらす神様なのですよね!
枝は良く分枝し2年生枝から短枝が出て、一年生枝には毛があります。
雄花序は芽鱗に包まれず裸出していますが、その下の雌花序や葉芽は光沢のある芽鱗に包まれます。
雌花序と思われる芽を切断してみました。ごちゃごちゃしていて良く分りませんが、これが伸びて雌花穂になるようです・・・
葉痕は三角形で維管束痕は3個見られます。
葉痕と維管束痕が睨み付けているような夜叉の顔に見えてきました・・・
(冬芽と葉痕:208種類目)
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「冬芽の詩」
「サメがいる」
絵を横にしてみて
見てみると
サメがいる
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※ 「冬芽の詩」は小学校の児童が私の冬芽と葉痕の写真を見ながら書いてくれたものです。 (私には横にする発想はなかったなぁ~)
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