昨日は県庁で開催された「平成27年度 群馬県農林水産業関係機関成果発表会」に参加してきました。1階の県民ホールではパネル展示が行われていました。
水産試験場コーナー・・・
林業試験場コーナー・・・
成果発表は林業分科会と水産分科会のプログラムを見くらべながら行ったり来たり・・・ですが、水産分科会の会場は2階、林業分科会は28階で行ったり来たりが大変です。(エレベータが遅い・・・)
まずは水産分科会の発表のうち私が興味を持ったものの内からいくつかを紹介しておきましょう・・・
水産試験場が放流用に育てているアユ種苗の遡上性の研究です。
飛び跳ね行動が顕著な個体は遡上性も強いそうです。そして3種類の種苗のうち群馬系と海産系を掛け合わせた「群×海×海」が飛び跳ねが強く、続いて「海×海」、群馬系の順で飛び跳ね効果があったようです。そして飛び跳ねたアユは濁水の影響も少ないのだそうです。こうやって選抜されたアユを親魚としてさらに好いアユが出来るといいですね!
次は神流川における冷水病の伝播経路の研究です。冷水病菌の遺伝子を調べて行くと分かるらしい・・・
感染源としては「流域外からの持ち込み」と「保菌した神流湖産のアユ」があげられていました・・・やっぱり、域外からのオトリ鮎の持ち込みをしないように釣り人はマナーを守らないとね!
そして昨日一部解禁となった赤城大沼のワカサギのセシウム関係・・・
プランクトンとの関係を見ると、プランクトンの数値はまだまだ高くワカサギの餌となる動物性プランクトンの減少が穏やかで今後も注視していく必要があるようです。
次回は林業分科会の内容を紹介します。
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