溜まってしまった「冬芽と葉痕」の写真、それもサクラの冬芽ばかりで、それしか話題がないのか! って言われそうですが在庫一掃セール? です。
今回はコシノヒガンザクラの1品種といわれるタカトウコヒガンらしきものの冬芽です・・・らしきものってはっきりしないのか! って言われそうですが自信がないのです。
コシノヒガンザクラはエドヒガンとキンキマメザクラの交雑種と言われるもので色々なタイプがあるようです。その中でも長野県の高遠城に植えられているものがタカトウコヒガンと呼ばれています。コヒガンと言う品種もあってこちらはエドヒガンとマメザクラの交雑種と言われていてややこしいですね・・・
冬芽は親種のエドヒガンの素質をよく引き継いでいるようで長卵形で芽鱗に軟毛が生えています。
側芽も親種のエドヒガンと同じく枝に密着する伏生・・・
エドヒガンの冬芽はらせん性なのだけど、こちらは180度ずつずれて交互に付く2列互生です・・・枝の栄養状態でこのくらいの差は往々にしてありますけどね。
葉痕は盛り上がった半円形で3個の維管束痕が見られます。一方の親種であるキンキマメザクラの素質としては芽鱗の先端が少し開いているところでしょうかね・・・
(冬芽と葉痕:211種類目)
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「冬芽の詩」
「ぼくはくびながりゅう」
ぼくはくびながりゅう
よく見ると見えるでしょ
ぼくは自分のからだの
大きさがわからない
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※ 「冬芽の詩」は小学校の児童が私の冬芽と葉痕の写真を見ながら書いてくれたものです。
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