しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

三大出費を抑えて人生に活かす!

2011年10月26日 | Weblog
人生における5大出費は「家」「クルマ」「保険」「教育費」「老後資金」
と言われる。
その支出の合計は、「1億2900万円~1億6600万円」となるそうです。

これを平均的な「生涯賃金」から差し引くと残高は「5400万円~1億円」程度となるそうです。
資産運用をしたいけれど、先立つものが悲しいかなないなあ!と嘆く人は多い。

「家」「クルマ」「保険」にかける費用を大幅に減らし、それに伴って浮いたお金を積み立てて投資を行えば、老後資金を蓄えることができる。この発想の転換をすべし!とあるファイナンシャルプランナーの提言があった。

提言その一
「家」については賃貸も視野に入れて、若いうちから住宅ローンを組むのは避ける。

「クルマ」についても地方に住んでいないかぎり、極力所有しない。

「保険」についても必要最低限の保障内容に見直せば、実に「何千万円」もの出費が浮く。これを運用に回せば、将来的にはさらに巨額の資産を手にできる。

「若いうちに家を買うのは非効率でハイリスク。」
「子供がいれば夫か妻のどちらかの死亡保障は必要だが、ある程度の預金があれば医療保障は不要」
「クルマについてはレンタカーかカーシェアリングを利用する」

提言その二(シュミレーション)
「家」4500万円の新築マンションを購入VS 家賃13万円の賃貸マンションに30年住んだ場合は→賃貸が2100万円得。
30年固定金利3%の利息はなんと「2300万円」固定資産税、リフォーム費用などのコスト負担を考えたら、差額を資金運用に回し、金利を払う側からもらう側に転じた方が有利。

「クルマ」都市部でクルマを30年間所有 VS 1箇月に一度だけレンタカーを利用
→レンタカーが「2940万円得」
都市部でクルマを30年間所有すると最低でも「3300万円」かかる。

「保険」月々4万円の保険料 VS 月々8300の保険
→差額は1140万円。
万一の為の備えとはいえ、月々4万円の保険料を30年間払い続けると1500万円の出費となる。格安の掛け捨て保険を選べば負担は5分の一。

最もな提言と思います。若くして家を建てても、家族構成がどのようななるかもわかりません。
家族の構成変化に応じた改築を繰り返していたら資金はその都度かかります。
賃貸住宅で都度対応していた方が賢明と思う。終の棲家は定年頃で良い!

保険も確かに現役時代お世話になった給付金は掛け金の数十分の一だった。
クルマについてもそうだ。
見栄でローンを組んだクルマの維持にガソリン代まで苦労した。
「高級車に乗る貧乏人」「昼飯抜いて爆音を」「家はなくとも高級車」
デート目的の貧乏人のクルマ好きはすぐにばれます。

若い頃は耳がいたかった言葉の重み。今頃分かってきた思いがあります。

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