年のはじめに思う事の一つに懐具合がある。
新年初詣に出かける。
しめ飾り、御札等昨年まで神棚に飾っていたいたものを袋に入れてお焚き上げの場所に投げ込む。家長としては自分の財布から御札、破魔矢を買い求め、ぽっぽ焼きを買って帰ることを習慣としている。
乏しい年金生活になって5年経過した。今年から国民年金もいただける。いったい日本国民の年金の平均受給額はいくらくらいか?とふと思ってしまった。ネットで調べてみた。
国民年金・厚生年金受給者の平均年金月額の推移が出ていた。
平成23年度 国民年金 厚生年金
54,682 152,396
(49,632)
※ ( )内は厚生年金保険の受給権を有しない基礎年金受給者
厚生年金は平成19年度は161,059円となっていた。9千円もこの4年間で下がってきている。
国民年金は平成19年度から微増ながら受給額が伸びている。約1千円の増だ。
自営業者等の( )の数値は
平均が49、000円ということでこれだけで生活することは難しい。
現時点で年金受給者の平均は国民年金約5・4万円、厚生年金約15万円だ。
夫婦で年金を満額受給して月23万円のモデル年金世帯が政府のこれまでの広報実態だった。
小生は平均的と思いたいのだが、実際の受給値はこの数値より低い。
現在は預貯金を取り崩して年金不足金額を補填している。将来もいつまでもこのパターンが続くようだといつか破綻する。日本の借金大国の現状の縮図を家計でも体現している。
定年まで一月の中断もなく掛け金を納めた小生でも大きな不安。
年金、医療、健康、に関心が高い高齢者の理由は生活観に根ざしている。
年金掛け金を未納で働くワーキングプア。将来が心配だ。