しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

就職の厳しさ いつまで?

2014年01月12日 | Weblog

人生は一生試験がある。大学まで私学で通すと公立の3倍の授業料負担があると先日報道があった。

頭の良い人は凡人の数倍得をする。ということか。選択次第で大きな差が出る。

近頃ニュース番組(特に報道)を良く見る。NHKの大越キャスター、井上、広瀬、アナウンサーを見ていると優秀なんだな~と関心する。報道、出版、関連は人気が高い。かなりの倍率を経て採用されているはず?と思って調べてみた。

職員数12000人のNHKの倍率。228人採用。ほーと思ったら受験者2万人だった。

1000倍近い。他も調べてみた。

フジテレビ 32人採用、受験者約1万4千人。

日本テレビ 18人採用 受験者 約1万2千人 666倍

テレビ朝日 22人採用 受験者 約1万1500人

TBS 26人採用 受験者 約1万人、 

テレビ東京 11人採用 受験者 

この倍率を見るとよほどの自信家でないとエントリーできない。それでも日本は自信家が多いようで報道・出版・マスコミを数十社受験。すべて落ちて目をうつろにして就職課で呆然自失の姿を見る由。

大手新聞社でも200~300倍はざらだ。流通業(デパート)で30倍くらいある。大学受験で100倍の難関を突破した。なんて変な自信を持っている人でもバタバタ落ちる。

早稲田、慶応、の受験者だけでも30倍なんてことも聞く。

東大卒でも3倍の倍率だったとある知人が言っていた。

地方のあまり聞かない企業でも100倍の倍率だったと社内報で見た記憶もある。

プロスポーツ界でも似たようなものだ。甲子園出場を目指す野球部の数は全国に4千校。

毎年3万人が野球部卒だ。プロになれる人はわずか100人。300倍だ。アニメ・漫画で世界に評価の高い日本の漫画家。現在プロは約1千人。プロを目指す人は現在全国で50万人以上という。500倍だ。

資格を持っていれば大丈夫という試験。「司法試験」は最近合格率は25%だ。毎年2千人が合格している。医師国家試験場は合格率90%。毎年7千人が合格。

受験者のレベルが高いので誰でもエントリーできる一般企業とは異なるがここも大手企業の競争率と遜色ない難易度と思う。

こんな難しいところを受験するよりは2流3流企業のトップを狙って入った方が将来的には成功するのではと思うこともある。高望みせず、資質、能力、環境に即した就職先を選ぶ。

案外それが楽しい人生を過ごす為の最も重視すべきことなのかも。

ネームバリユーに憧れる時代はあっても結局実を採る選択肢があったほうが良かったかも。後悔先に立たずだが、男は就職先、女は嫁ぎ先。

最終面接はいずこも緊張するものだ。後は閻魔大王の面接に備えた回答を考えている。

一度リタイアした人の再就職かなり厳しい。小生の子供も挑戦中だ。正社員を目指すが

なかなかハードルが高い。自分で頑張ってもらうより手は無い。

人生80年。残り僅かとなっても子供の試験が気になる団塊世代人の独り言です。

 


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